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小2算数「九九ビンゴ」でかけ算を楽しく勉強しよう|デキルバ

小学校2年生の算数において、つまずく子どもが多い「かけ算九九」を遊びながら学んでいくことを目的とした家庭学習のアイデア。特に自閉症(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害・限局性学習症(LD)、算数障害(ディスカリキュア)などの発達障害のある子供や不登校児童が自信と好奇心を持てるようにする事を目的としている。 デキルバブログ
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こんにちは!デキルバメンバーのふにゃこです!

九九を「暗記」だけで乗り切ろうとすると、途中でイヤになりがちですよね。。。

でもビンゴにすると

「あと少しで揃いそう!」とワクワクしたり

「誰が一番に揃うかな?」とドキドキしたり

「もう1回したい!」と自然と反復できたり

「ビンゴになった!」と達成感を味わえたり

小さな子から大人まで楽しめますよね♪

そこで今回は、楽しく遊びながら掛け算を学べる「九九ビンゴ」をご紹介します✨

用意するもの(準備は3分)

必要なもの代替案
くくるん通常の九九カードでも可
5×5 ビンゴシートノートやコピー用紙に手書きでOK
鉛筆+カラーペンシールでも◎

🌟ビンゴシートを作ったり、数を確認したりするときのために九九表があると良いかも!

九九ビンゴの遊び方(6ステップ)

①ビンゴの枠を作る:5×5マスに区切ったようなシートです🌟

②九九の答えにあたる数字(積)をマス内に鉛筆で書き込む。

③くくるんの「式カード」をまとめて山札にして伏せておく。

④式カードの山札を上から1枚ずつめくる(この時に盛り上げるとGOOD🎊)

⑤ 表になった九九の積が、②で書いた数字の中にあったらペンでチェック!

⑥これを繰り返してタテ・ヨコ・ナナメどこかそろったらビンゴ🎉✨

算数で使う計算カードを引きながら九九ビンゴをし、リーチになって喜ぶ男の子の様子。遊びながらかけ算の勉強ができている。
生成AIによるイメージ画像です。

算数が苦手な子への工夫

🌱 ビンゴシートを作る際、マス内に書き込む九九の積が分からない時は九九表を確かめる。

🌱 勝ちにこだわる子の場合はマス数を「3×3の9マス」にする方がオススメ。

🌱 式カードだと積がパッと出てこなくてイライラしてしまう場合は、「式と答えが裏表で一体になっているバージョンのくくるん」を使う。

→この場合は式の面が表向きになるように山札にまとめて置いておき、上から1枚ずつめくって答えを確かめる形にする。

→慣れてきたら「式カード」に移行する。一部のカードだけを入れ替えるのもアリ🌟


うちの子は見通しが立っていない学習をしようとすると、「いつまでやらせるつもり!?😡」とイライラしてくるのですが、九九ビンゴは私のウッカリで終わりのタイミングを伝え忘れていたにも関わらず夢中で楽しめていました!

また、「カードを◯枚めくったら終わり」と事前に終わりのタイミングを伝えておいた場合もやってみたのですが、ビンゴがなかなか揃わなくて子どもが悔しそうにしている時に「じゃあオマケでもう少しやる?」と柔軟に対応できるのも良かったです!

一般的な学習プリントやアプリだとこうした状況に合わせて柔軟に量を変更したり、使い方を工夫したりする事が難しいですよね💦

例えば九九のプリントをやっていて「20問までやらなくても10問で終わりでいいよ」って言っても

😡「いい!!!最後までやる!!!」

🤬「あぁーできない!!ムカつく!!」

と、なりがちです💦

遊びながら学ぶ方式だと自然と子どもに合わせた学び方を一緒に作っていけるので、こだわりのあるうちの子たちも楽しく学べています☺️✨

私も自分の分のビンゴシートを用意して子ども達と一緒に楽しみました😊

九九の苦手意識を克服したい!

ここからは実際に我が家でやってみた時の様子をご紹介します

我が家の次女は九九を順番に唱えることは大体できるのですが、バラバラで聞かれると途端に詰まってしまい、上から1つずつ唱えてやっと答えに辿りつきます。

上から数えなくてもパッと答えられるようになるといいなぁと考えていたところ、思いついたのがビンゴでした。

しかし初手で「九九ビンゴやる?」と聞いてしまうと、

勉強嫌いな我が子は「え、九九?😠」と途端に不穏な空気になってしいます💦

そこで、遊びであることを全面に出しつつ「ねぇねぇ、ビンゴしない?」と楽しい雰囲気で誘いました!!!

それでも九九だと分かると少し顔を歪めたので、予め用意しておいた九九一覧表を渡して

「ここの答えの数字の中から好きなのを選んで書けばOKだよ」と伝えたところ

「イチゴが好きだから15にしよう」と書き始めてくれました!

ビンゴ=景品と思う方も多いかと思うので、一応こっそり用意しておきました。

ここで「景品あるよー!」と盛大に伝えてしまうと「景品がないとやらない」になってしまうので、あくまでもとっておきの手段&あまりテンションが上がりすぎない小さめの物がおすすめです🎁✨

算数嫌いの子どもに大ヒット!

さて、ビンゴのマスが埋まったらくくるんの出番です!

くくるんの「式カード」をまとめて伏せて置き、上から1枚ずつめくります。

この時も子どもの様子に合わせてドラムロールのまねっこで盛り上げたりと一緒に楽しみます♪

しかしここでアクシデント!!!

「ビンゴが〇個できたら終わり」のように終わりを決めておくのを忘れてしまい終わるタイミングを完全に見失ってしまいます😭💦

「このままだと怒り出す…!?ダレてくる!?どうしよう💦」

と思っていたらなんと「最後までやる!」と子供からのリクエストがッ…!😳

結局くくるんのカードを全部めくって九九を確かめることになり、ご満悦で終わることができました✨

というわけで、くくるんを使ったおすすめの遊び方「九九ビンゴ」の紹介でした!

皆さまからのご感想ややってみた報告お待ちしております〜🌟

筆者紹介

ふにゃこと申します!子供は5人いて一番上が小学校6年生一番下は年少さんの双子です。上の2人がほぼ不登校状態になって2年目になりました。

毎日いっぱいいっぱいでどう過ごせば良いか悩んでいた時にデキルバに出会い、相談をしたり教材を使ったりしながら試行錯誤しながら日々過ごしています🙇‍♀️

学習支援のワンポイント
byなかッち

紹介してくださったアイデアについて学習支援の専門家の視点からプチ解説をします【中道貴洋:著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』等

九九って「覚えなきゃいけないもの」って感じで暗記が苦手な子には苦痛なんですよね💦

それをビンゴというドキドキ感のある遊びと上手く融合させることで、何度も繰り返し九九を確かめるっていう流れを自然と生み出すことができていてすごいと思います!

また、通常の九九カードでも同様の遊びはできますが、それだと「25」のように当選パターンが1つしかない数もあれば、「12」のように4パターンあるものもあって確率がバラけてしまいます。

それはそれでかけ算の法則に気付く一つの手段にもなりますが、ビンゴっていう遊びを盛り上げるにはやはり確率が等しい方が盛り上がりますよね✨

くくるんは同じ答えになる式が全て1枚のカードにまとめられているので、その性質をうまく活用してくださってると感じました!!

お見事🎊・:*+.\(( °ω° ))/.:+🎊

ご家庭で取り組まれる際には

① 終わりを決めておく

② 盛り上げ演出を入れる

③ ビンゴ後に何の段が出やすかったかの“気づきタイム”を入れる

というのを意識してみると良いでしょう!

皆さんもぜひくくるんを使って遊んでみてくださいね🌟

 

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