こんにちは!子どもの自信と好奇心を育てる夢中力クリエイターなかッちこと中道貴洋です!

遊びで学ぶ夢中体験-デキルバ- という学習支援コミュニティの主宰をしています。
デキルバでは、日々たくさんの保護者の方から子育てや学習に関する相談を頂戴しております。
今回はその中でも特に相談が多い「読解力」に関する相談をもとにご家庭でも無理なくできる支援方法をご紹介します。
文章を読んでもわからない…
今回紹介するのは小学校4年生のお子さんに関するご相談です。
個人情報保護のため、一部内容や情報を変更しています。
なかッち先生、こんにちは。四年生の娘の学習についての相談です。
低学年の段階で、「支援級の方が良いのではないか」という学校からのご提案もあったのですが、本人の強い希望もあって通常級で授業を受けています。
学校には楽しく通っていて勉強もやりたい気持ちはあるのですが、四年生になり勉強もどんどん難しくなりついていくのが大変になってきていると感じています。
「学校の提案を断って通常級に通わせたんだから私が教えてあげないと!」とつい焦ってしまい、このままでは勉強が楽しくないものになってしまいそうです。
先生にアドバイスいただきたく申し込みました。よろしくお願いします。
たとえ支援学級で本人のペースに合った学習の方が良いとわかっていても
お友達関係もあるし、お子さんが通常級を希望したら行かせてあげたいですよね。
だからこそ「何とか学習の面倒は親が家庭で見ないと!」と焦ってしまう。
二児の父としても相談者さんの心情が痛いほど伝わってきます…。
さて、zoom相談で中道が質問をして話を整理していくと、どうやら「文章の理解」が特に難しく、それが全ての教科のつまずきに繋がっているという事がわかりました。
✅ 問題文などの自力理解が難しいため、初見では問題文の指示通りに答えられない。
✅ 文章の苦手意識がついてきており、そもそも文章を読もうとしなくなってきた。
✅ 算数の文章題なら問題文中の数字だけを見て当てずっぽうで計算しようとする。
というような状態でした。
このまま小5・小6と進んでいけば確実に学習が嫌になりそうですし、それがきっかけで不登校や親子関係の不和につながるのも心配ですよね…。
家庭で読解力を育てられる遊び3選
この相談者さんのように、「家庭学習でなんとかフォローしてあげたいけれど宿題や学年相応のドリルでは子どもがやる気にならない…」という事はとても多いですよね。
やっぱり子どもの力を育てるには興味が持てる遊びの中で育てていくのが一番です!
① クイズ遊び
簡単なクイズに挑戦するのは、お子さんの読解力を育てる上でとても効果的です。
クイズはお子さんがよく知っているジャンルから出題し、「考えた所でそもそも答えを知らない」という状況にならないよう注意が必要です。
また、「どんなヒントをいつ出すか」という手腕が試される遊びでもあります。
3つのヒントから答えを推理する「スリーヒントクイズ」は読解力の土台にもなる「論理的思考力」を育てるのにピッタリです。
Q. なんの生き物でしょう?
ヒント1:色んな色の仲間がいます。
ヒント2:空を飛んで虫を食べます。
ヒント3:頭よりも大きな目が特徴です。
A. トンボ
これはヒントをもとに論理的に考えつつ、「生き物」という上位概念から「トンボ」という下位概念へと絞り込んでいく「仲間分け」の考え方が自然とできるようになっています。
間違えると感情が昂りすぎてしまうお子さんには、とても簡単なクイズをほとんど答えがわかるぐらいあらかじめヒントを出した状態で出題します。
子どもが「ヨユーすぎる!」と言うまでそのレベルで解き続けると良いです。
② なぞなぞ遊び
なぞなぞ遊びもお子さんの読解力を楽しく育てるのにピッタリです!
ところでクイズとなぞなぞの違いを考えたことはあるでしょうか?
クイズは答えが必ず問題文やヒントと直接的に関係があるので、それらを手がかりにして一歩ずつ答えに近づいていくような論理的思考が求められます。
一方なぞなぞは、問題文やヒントと答えが必ずしも直接つながるとは限りません。むしろ一見意味不明な「ナンセンス」なダジャレなどになっている事が多々あります。
それを閃きによって答えを導き出す水平思考が求められます。
水平思考(ラテラルシンキング)は、教科学習では育てにくいけれどこれからの時代を生きていく上でとても大切な力であると注目されているものです。
Q. お母さんが笑顔になる果物ってなーんだ?
ヒント1:「えがお」になる
ヒント2:お母さん = mama
A. 桃
解説: mama が 「えがお」になる。「A が O」になる。
mama → momo → もも
これは「お母さん → mama」という閃きと、「えがおになる → AがOになる」という閃きが必要でロジカルシンキングでは解けません。
逆に言えば文章読解が苦手なお子さんもハンデなしで大人と勝負ができるということでもあります。なぞなぞの他にも脳トレ問題もオススメです。
ただしネット検索で出てくる物の中には、先ほど説明したクイズとなぞなぞの違いをわかっておらず、「なぞなぞって書いておけば子どもが食いつくだろう」ぐらいの安易な考えでなぞなぞと銘打っている所もありますので中身はチェックした方が良いです。
③ お料理
「遊び」とは少し毛色が異なりますが、レシピを見ながら料理をする事は読解力アップにとても効果的ですし、同時に自信が身についたり数量の感覚が育ったりもします。
また、料理ができるようになると生活面での自立の見通しが持てるようになる他、身近な人に喜んでもらって円滑な対人関係形成にも繋がります。将来的には健康的な生活の土台にもなります。
デキルバでサポートしているお子さんの中には「勉強できなくても全然OKだから、興味のある料理をできるようになっていこ!」と伝えている子もいるほどです。
書店で子ども向けのレシピ本を探すのもありですし、下記のサイトもオススメです▼


料理に苦手意識があったり興味が持てなかったりする場合は、料理と同じく文を読み解きながら何かを作っていく下記もおすすめ▼
・工作、ペーパークラフト
・折り紙
・プラモデル
・家具の組み立て
デキルバの授業例
上記で紹介した他にも、デキルバでは様々な方法で読解力の育成をはかっています。
✅ 力ードゲームやカードゲームをしながら少しずつ読解力を育てる授業
✅ 好きなゲームや都市伝説のサイトに書かれた文章を読みながら読解力を育てる授業
✅ 映画やアニメになった小説の見比べをして読解力を育てる授業
✅ 自分でオリジナルゲームを作りながら、遊ぶ人にルールが伝わる文章を考える授業
✅ デキルバのオリジナル教材を使った授業
「読解力」と聞くと「国語ドリルをさせたり、文章題のワークをやらせなきゃ」と焦ってしまうかもしれませんがこんなにたくさんの方法があるんです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
焦りがなくなり親子関係が良くなった
今回ご紹介したような方法と、お子さんの特性やご家庭の状況に合わせた取り入れ方を冒頭の相談者さんにお伝えしたところ

どうすれば良いかわからなくてドン詰まりだったけど、これならできそうと思えるアイデアがいっぱいで希望が出てきました!
と喜んでくださいました✨
デキルバを利用してくださっている方の中には、こうした相談や個別サポートを通して「ギスギスしていた親子関係が改善してきた!」「子どもが家事や自分の身支度を自分からし始めた!」という
勉強とは違った思わぬ変化があったと報告してくださる方もおられます。
子どもの学習に対する不安が日常の様々な所に影響を与えているのだと改めて実感する現象ですよね。
子どもの読解力を育てる教材やアドバイス動画はたくさん世に出回るようになってきましたが、お子さんの特性とご家族のキャパに合わせたアイデアを提案してくれる所はまだまだ多くありません。
学習サポートコミュニティ-デキルバ-では、これからも凸凹で悩む子どもたちの学習に関する悩みやご家族の不安を楽しく解消できる方法をお伝えして参ります。
学習や子育ての事でお困りの事がありましたら、ぜひ下記をお役立てください▼
◆ デキルバブログ(無料)がオススメ
まずは自力で学習支援の情報収集をしたいという方にピッタリ。
家にある物で遊びながら学ぶアイデアの紹介や相談事例の紹介など、ご家庭でのサポートに役立つ情報が誰でも閲覧できるようになっています。
→ デキルバブログへ
◆ zoom相談(会員限定)がオススメ
「何から話せばいいかわからない」という方にもピッタリ。
学習支援の専門家が、質問をしながら一緒に状況整理をして、ご家庭にピッタリの支援方針を考えます。
◆ オリジナル教材(会員限定)がオススメ
「市販の教材も色々試したけど全然ムリだった」という方にピッタリ。
教育現場で15年以上凸凹のある子の学習支援をしてきた知見を生かし、本当に子どもが夢中になる教材を制作しています。
教材の種類は、国語・算数・英語・ゲームに分かれています。
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