こんにちは!デキルバ・英語担当のチャンヌです😊
子どもを育てていると、「なんでそんなことするの!?」と思う場面ってありますよね。もちろん私にもあります。
でも最近、そのあとに必ず思うことがあるんです。
「あれ……これ、昔の私だ。」
今日は、息子を育てる中で感じた、そんなお話をしたいと思います。
「あれ?これ、私だ。」叱られている息子を見て出会う自分の姿
我が家の次男、小学5年生は、叱られると黙り込んでしまいます。
「何か言ってごらん。」
「どう思ったの?」
そう聞いても、何も言えずにうつむいてしまうことがよくあります。うつろな目で、どこを見てるかわからないような感じ。ぼーっとしているようにも見えます。
親としては、「ちゃんと伝わってるのかな?」「反省しているのかな?」と心配になることもあります。
でも、その姿を見るたびに、私は子どもの頃の自分を思い出します。
実は私も、昔から叱られると何も言えなくなる子でした。
その度に、親からは「話を聞いているの?」「何か言いなさい!」「反省してない!」と言われていました。
そして、大人になった今でも、それは完全には変わっていません。
パートナーと議論になるようなことがあると、私は黙ってしまいます。相槌を打ったり、相手の話を聞いて肯定しているつもりでも、そう伝わってないみたいなんです。
頭の中ではいろんなことを考えています。
「そうじゃないんだけど……」
「どう説明したらいいんだろう。」
「納得できない気持ちもある。」
そんな思いがぐるぐるしているのに、言葉が出てこない。何を話せばいいのかわからなくなってしまうんです。
だから次男が黙っている姿を見ると、「反省していない」のではなく、「今は言葉が出ない状態なんだ」と感じます。
そして同時に、こんなことも思います。
「この子も、大人になってからも私みたいに苦労するのかな。」
私が今も苦労していることを、この子も抱えていくのかな。
そう考えると、親として胸が締めつけられるような気持ちになります。
「がんばれ」と「ごめんね」の間で
私やパートナーが、
「一言でもいいから教えて。」
「うまく話せなくてもいいよ。」
そんな声かけを続けてきたこともあってか、少しずつ、次男は自分の気持ちを言葉にしようと頑張るようになってきました。
親としては、本当にうれしい成長です。
でも、その姿を見ていると、実はうれしさと同じくらい、胸が痛くなることがあります。
なぜなら、私も同じだから。
言葉を絞り出すことが、どれほど苦しいか知っているからです。
頭の中にはある。
伝えたいこともある。
でも、それを言葉にするまでが、本当に苦しい。
だから、次男が必死に言葉を探している姿を見るたびに、
「頑張れ!」
と心の中で応援しながら、
「そんなに頑張らせてごめんね。」
そんな気持ちにもなるんです。
もちろん、「言えないからそのままでいい」と思っているわけではありません。
社会に出れば、自分の気持ちを伝える力はとても大切になります。
だから私たちも、「一言でいいから伝えてみよう」と背中を押します。
本人も、本当に一生懸命頑張っています。
私は、「待つこと」と「甘やかすこと」は違うと思っています。
必要なことはきちんと伝えますし、「頑張って伝えてみよう」と求める場面もあります。
でもそれは、「できて当たり前」と思っているからではありません。
その子にとって、それがどれだけ大変な挑戦なのかを知っているからです。
だからこそ、「頑張れ」と応援しながらも、「無理してるよね」「本当によく頑張ってるね」という気持ちも忘れずにいたいと思っています。
できるようになったという結果だけではなく、その裏側にある努力まで見てあげられる親でありたい。
それが今の私の目標です。
あの頃の私にかけてほしかった言葉
子どもを育てていると、「昔の自分」に何度も出会います。
そしてそのたびに、「あの頃の私に、どんな言葉をかけてほしかったかな」と考えるようになりました。
きっと私は、「早く答えなさい!」ではなく、
「ゆっくりでいいよ。」
「ちゃんと待ってるからね。」
そんな言葉をかけてほしかったんだと思います。
だから今は、その言葉を息子にも届けたい。
黙っている時間も、その子なりに一生懸命考えている時間なのかもしれません。
もちろん、お子さんによって理由はさまざまです。
でも、「何も考えていない」と決めつける前に、「今は言葉を探しているのかもしれない」と考えてみるだけで、親子のやり取りは少し変わるかもしれません。
私もまだまだ試行錯誤の毎日です。
それでも、息子と一緒に、一歩ずつ前へ進んでいけたらいいなと思っています。

チャンヌ|井手愛子
デキルバ英語講師
子ども英会話講師歴20年以上、浪速の英語オカンとしてデキルバで親しまれている。デキルバでは個別サポートとLIVE授業、教材作成、学習相談を担当。著書「苦手さのある子も夢中になる英語遊び&教材アイデア」。プライベートでは同性パートナーと2人の子どもを育てている。

