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「フォニックスを学べばうちの子も読んだり書いたりできるようになりますか?」
保護者さんと面談すると、一番よく聞かれる質問です。
そして、答えは「Yes」。フォニックスとひと口に言ってもたくさんの種類があるのですべてマスターするには時間がかかりますが、少なからずフォニックスを学べば単語を読む、単語のつづりがわかるようになります。ひたすら暗記!書いて覚える!というのは非効率的であり、ストレスもたまります。
今回はそんなフォニックスの超入門編。
母音を挟んだ3文字の単語を使い、母音の音を学びます。母音と言ってもa,e,i,o,uと5種類ありますから、ファーストステップとしては2択からはじめるのをオススメします。
今回はeとiの音。実は、非常に混乱しやすい文字と音の結びつきをしています。eは「イー」という名前のアルファベットで音は「エ」。iは「アイ」という名前のアルファベットで音は「イ」。eの「イー」とiの「イ」を混同しやすいので、aとoの判別よりも難易度が上がります。始める前に、eとiの文字と音の結びつきを十分に定着させてから取り組むとよいでしょう。
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▼eとiの文字と音の結びつきを定着させるアクティビティ
《e or i ハンティング》
eとiのカードを置き、指導者がeまたはiの音を発音します。
子どもはピコピコハンマーやハエ叩きのようなもので聞こえた音の文字のカードを叩きます。
カードはそれぞれの文字1枚ずつでも良いですし、複数枚用意してカードを全部取り終わるタイムを測ったりしてもよいでしょう。
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本教材は、ワークシート3枚と動画から構成されています。ワークシートはクイズの問題が2枚、あとの1枚はeとiのカードです。eとiのカードは線で切り取って、クイズの問題シートに貼って使用します。
動画にある単語を聞いて、書かれた単語の真ん中に来る文字がeなのかiなのかを考えるクイズです。この時大切なのは、クイズに挑戦する前に自分でも音を出してみること。
英語が苦手なお子さんは、音を出すのにも最初抵抗があるかもしれません。そんな場合、「まずは聞く」でOKです。音を当てるにあたって、正解するか不安感が強い場合は最初は動画を観ながら答え合わせの段階でeかiの文字を選ぶといった形でも構いません。とにかく不安感のない挑戦をすることが大切なので、お子さんに合わせてルールを変えてみてください。単語に挑戦する前に、音だけを聞いてeかiを当てることだけに注力しても良いでしょう。本教材の最後に音声ファイルを添付していますので、こちらもぜひご活用ください。
こんな子におすすめ
使い方
①ワークシート3枚目の「アルファベットカード」をはさみで切ります。
②動画を観ながらスタートです!最初にaとoの音の違い、口の開け方を動画を観て真似してみてください。ここでたっぷり時間をとると、あとのクイズが楽になるはず!
③それではクイズスタートです!動画の音を聞いて、単語の真ん中の文字がeなのかiなのか考えてみてください。penと続けて言ったり、p,e,nと一文字ずつの音を区切って言ったりしています。最終的にはpenと続けて言ったものを聞き取れると良いですが、まずは一文字ずつ区切ったもので理解できればOK。一文字ずつ区切った音の判別がまだ難しそうであれば、②のステップに戻ります。
③問題ワークシートの単語の間の[?]の部分に、eかiのカードを置きます。あとは答え合わせをしてみましょう!


