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小3ASD、ADHDで情緒支援級在籍の男児です。
1年生の時に「学校で勉強なんてしない!」と強く反発したものの、家庭学習とタブレット教材でつないでなんとか学年相当の学習をキープ、3年生になってからはクラス編成が変わったこともあり、トラブルが減って学校でも授業を受ける日が増え、学習面での心配は無いかと思った瞬間があったのですが
が!
ちょっと時間が経つとやり方を全て忘れてしまう、思い出すまでにすごく時間がかかる、と言うのが悩みになっています。例えば、かけ算九九をしばらくやっていたら、2桁+1桁の繰り上がりの足し算が出来なくなっている、2桁-1桁の繰り下がりのひき算も分からなくなっている。1か月くらい繰り上がらない足し算、10といくつの足し算からスモールステップを踏むと思い出して出来るようになっている。
わり算、余りのある割り算をしばらくやっていて、よしそれでは2桁×2桁、3桁×3桁のかけ算のひっ算をやろうとしたら、ひっ算の手続きを忘れてしまっている。繰り上がるかけ算の解き方考え方を忘れてしまっている。1か月くらいかけてたし算のひっ算、繰り上がる足し算のひっ算、1桁×1桁のひっ算、2桁×1桁のひっ算、1桁×2桁のひっ算とスモールステップを踏むと思い出して出来るようになる。
という感じです…忘れちゃうんです。忘れる防止のために、毎日の家庭学習の中に5問ずつ四則演算を入れて、繰り上がり、繰り下がり、かけ算九九、わり算を基礎練のようにやっているのですが、ここにひっ算をいれるとさすがにボリュームが大きくなってしまい抵抗感があるし、算数だけにそんなに力も入れられないし…という感じで
どうしたら効果的に「忘れない」学習が出来るでしょうか?
それとも忘れてもまたスモールステップで習得しなおせばいいさ、と楽観的に見ていていいのでしょうか?(学校からの宿題を一切やらない契約なので、家庭学習の自由度は高めです。また担任の先生とっも学習内容については共有、報告を行っていますが、あまり助言はいただけないので、なんというか本当に自由に組み立てています)
元も子もない話をしちゃうと、興味がなくて日常生活で使わない解決法(ストラテジーと呼んだりします)を覚えても忘れちゃうのが自然なんです。
この「日常生活で使わない」って所がポイントで、お子さんにとって算数で勉強した事と自分の生活とか身の回りの世界が繋がっていないのだと思います。
「6×3=18」というプリントやドリルの問題を解決する方法のその場で覚えていても、6学年に3クラスあったら全部で何クラスあるかみたいな事には繋がってない感じですね。
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ちなみにこれもプリントで出題されれば、覚えている間は答えられると思います。詳しくはお子さんの発達検査の結果とか特性とか色んな要素を見てみないとズバッとは言えないのですが
「お子さんの興味のある事や好きな遊びの中にある計算要素を意識させる(マイクラが好きならダイヤの剣を3本作るのにダイヤは何個必要か?とか)」
っていう方向性で僕なら手立てを考えてみるかなーと思います!
記憶しやすい学習法に関してはこれも見てみてください🔻
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