それってもしかして「部首」に注目できてなくて「漢字の意味」が頭に入ってないからかも💡
手を動かしながら漢字の部首に注目できるおもちゃ型教材で遊んでみよう!
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「漢字が覚えられない」という子はたくさんいます。原因は様々なのですが、漢字が苦手な子に共通しているのは「漢字の意味」を捉えられていないという点です。
例えば、小学生の覚えにくい漢字に「則」の部首違いがあります。
「星を観ソクする」という時の「ソク」は則なのか、測なのか、側なのか…漢字の文字がどのような意味からこの形になったのかがわからないと難問です。
カンソクとは星をよく見て調べることですよね。なのでここでは「水のかさ」をものさし(ある決まった基準・規則)で調べることから生まれた【測】が当てはまります。
観測の他にも、測量、測定など、何かを“はかる時”に使われますよね(“はかる”も使い分けの覚え方があるのですがそれはまた今度)。
【則】というのは、もともと「鼎 +刂」で、鼎(かなえ)とは古代中国で使われてた3本足の鉄釜のことです。
鋳型を作って鉄を流し込んで固めてから刀で割ると型通りのものができるからとか、鼎でやわらかくした金属に刀で文字を彫って契約印にしたとかが成り立ちだと言われてます。
なので「規則・法則」や「則る」のように、ある基準を守るような言葉で使われるわけですね。
そこから派生した【側】は、人がこの鼎のそばに立っている様子です。大事な契約の場ですからね。ここから「側面」や「内側」などの位置を表す言葉で使われるようになりました。
こんな風に同じ音の似たような字でも、部首に注目することで、漢字の意味や音が成り立ちエピソードと共に頭に入ってきやすくなります。
本教材は、そうした部首に注目する力が自然と育つように工夫したおもちゃ型の教材になっています。ぜひお子さんと一緒に作って回して遊んでみてくださいね✨
漢字が苦手な子にオススメ
本教材は下記に1つでも当てはまるお子さんに特にオススメです▼
✅ 手を動かすおもちゃなら集中しやすい
\ 漢字の意味がわかるようになる /
部首に注目する力を育てる遊び方


・本教材は、偏(へん)が書かれたルーレットの土台部分と、旁(つくり)が書かれた中身部分に分かれています。印刷は固めのケント紙がおすすめです。
・印刷したらパーツを切り抜き、土台部分のアイスの棒のようなオレンジ部分を折り曲げます。
・コンパスなどで「偏パーツ」中央の赤点と、「旁パーツ」の中央に穴をあけます。
・下記の動画を参考に、中に挟むような形で旁パーツを設置してからゼムクリップや割りピン、爪楊枝などを通して固定します。
・クルクルと回しながら漢字の読み方をチェックしつつ、部首によって似ている意味の言葉になることを確かめていきましょう💡
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カタカナを読む力を育てる教材DL
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なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。