
子どもにボードゲームを買ってあげたいけど、どれを選べばいいかわからない…
ボードゲームが良いとは聞いたことがあっても、そう悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?
小学生にボードゲームを選ぶとき、いちばん大事なのは「最初の1本で楽しい!と思えるかどうか」です。
ルールが複雑だったり、1ゲームが長すぎたりすると、それだけで「もうやらない」となってしまうことも。
そこで今回は、デキルバのボードゲームクラブで実際によく遊ばれている作品の中から、「初めてボードゲームで遊ぶ小学生」にぴったりの10作品を厳選しました!
選定ポイントはこの3つ🔻
✅ ルール説明(インスト)が短い
✅ 1ゲームが短時間で終わる
✅ 途中参加・途中抜けがしやすい
さらに今回は、それぞれのゲームに「ジャンル(メカニクス)」も一緒に紹介しています。
「このゲーム面白かった!」が見つかると、同じジャンルで次に遊ぶゲームを探しやすくなりますよ✨

デキルバメンバーのさつまいもです。小5の長男と、小2の双子がおり、三人とも毎日家で過ごしています。教科書を読み、問題を解くスタイルの「勉強」に取り組めない長男が、どうすれば少しでも学んで成長していけるか悩んでいる時にデキルバを知って入会しました。よろしくお願いします。
今回選んだおすすめボードゲーム10選
①ナンジャモンジャ|メモリー × リアルタイム
②ワードスナイパー・キッズ|ワードゲーム × リアルタイム
③犯人は踊る|正体隠匿 × 推理 × ハンドマネジメント
④ドブル|パターン認識 × リアルタイム
⑤ストライク|ダイスゲーム × バースト
⑥キャプテン・リノ|バランスゲーム × アクション × ハンドマネジメント
⑦ミスターダイヤモンド|アクション × メモリー
⑧ぴっぐテン|ハンドマネジメント × 計算 × バースト
⑨ベルズ|デクスタリティ(器用さ) × 磁石ギミック
⑩ハゲタカのえじき|バッティング(同時出し) × 心理戦
それでは、1つずつ見ていきましょう!
①ナンジャモンジャ|名付けと記憶で盛り上がる定番ゲーム
対象年齢:4歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:メモリー × リアルタイム
謎の生き物カードに自由に名前を付け、同じカードが出たら誰よりも早くその名前を叫ぶゲームです。
「スイカマン!」「みかん坊主!」「くるくるパーマ!」など、子どもらしい自由な発想で付けた名前が次々と飛び出します。覚えていたはずなのに名前が出てこなかったり、人の付けた名前につられたりするのもこのゲームの面白さ。笑いが絶えず、初めてのボードゲームにぴったりの1本です。
②ワードスナイパー・キッズ|語彙力が自然と広がる早い者勝ち
対象年齢:4歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:ワードゲーム × リアルタイム
お題と文字に合う言葉を、誰よりも早く答えるゲームです。
たとえばお題が「すきなもの」、文字が「あ」なら、「アイス!」と真っ先に答えた人がカードを獲得。ルールはとてもシンプルですが、大人が考え込んでいる間に子どもがあっさり答えてしまうことも。知識の量だけでなく、言葉を素早く思い浮かべる力が活きるゲームです。
③犯人は踊る|推理とドキドキが止まらないカードゲーム
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:3〜8人 / プレイ時間:約10分
ジャンル:正体隠匿 × 推理 × ハンドマネジメント(手札管理)
「犯人カード」がプレイヤー同士の手札を次々と移動していく推理カードゲームです。
カードの効果で手札を交換したり、他の人の手札を見たりしながら、「今、誰が犯人を持っているのか?」を探っていきます。犯人役がどんどん変わるので、「この人だ!」と思った直後に状況がひっくり返ることも。最後まで誰が犯人なのかわからないドキドキ感がクセになります。
④ドブル|30秒でルール説明できるスピード勝負
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:パターン認識 × リアルタイム
どのカード同士にも必ず1つだけ共通するマークがあり、それを誰よりも早く見つけた人がカードを獲得するゲームです。
ルールは30秒で覚えられるほど簡単ですが、目の前にあるはずのマークがなかなか見つからない…! 見つけた瞬間の「あった!」という気持ちよさが魅力です。大人が探している横で子どもが先に見つけてしまうこともよくあります。
ポケモンやドラえもんなど、好きなキャラクターのバージョンを選べるのも嬉しいポイントです。
⑤ストライク|ダイスを投げる感触がクセになる!
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜5人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:ダイスゲーム × バースト(プッシュユアラック)
闘技場のようなアリーナにサイコロを投げ入れ、最後までダイスを残すことを目指すゲームです。
同じ数字(ゾロ目)が揃うとダイスを回収できますが、揃わなければ続けて投げることもできます。ただし「×」が出たり、ダイスがアリーナの外に飛び出すと、そのダイスは失われます。「もう1回いけるかも…!」と欲張っているうちに一気にピンチになることも。ダイスをジャラジャラ投げる感触が楽しく、つい繰り返し遊びたくなります。
⑥キャプテン・リノ|どんどん高くなるスリル満点の積み上げ
対象年齢:5歳〜 / プレイ人数:2〜5人 / プレイ時間:約10分
ジャンル:バランスゲーム × アクション × ハンドマネジメント(手札管理)
カードを柱や床に見立てて、どんどん高いビルを積み上げていくゲームです。
手札の屋根カードを順番に出し、描かれた模様に合わせて壁カードを立てながら塔を作っていきます。途中で登場する「リノ」のコマがバランスを崩し、スリルが一気にアップ! 「次こそ崩れるかも…」というドキドキ感と、どんどん高く積み上がるワクワク感の両方を楽しめます。
⑦ミスターダイヤモンド|ニセモノを見抜け!記憶と笑いのゲーム
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:アクション × メモリー
ダイヤを集めてアクセサリーを完成させ、得点を競うゲームです。
ただしダイヤの中には取れない「ニセモノ」も混ざっています。「これがニセモノだったはず!」と覚えていても、なぜかまた同じダイヤを引いてしまう…。記憶力を使うゲームですが、大人も子どもも笑いながら楽しめるのが最大の魅力です。
⑧ぴっぐテン|遊びながら足し算が身につく計算ゲーム
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜8人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:ハンドマネジメント(手札管理) × 計算 × バースト
手札からカードを1枚ずつ出して場の数字を足していき、ぴったり10にできたらカードを獲得できる計算ゲームです。
ただし11以上になるカードしか出せなくなると「バースト(失敗)」に。自分が10を狙うだけでなく、「次の人がバーストする数字を出せるかな?」と考える駆け引きが楽しいポイントです。遊んでいるうちに足し算の感覚が自然と身についていきます。
⑨ベルズ|磁石の不思議な感触に夢中になる!
対象年齢:6歳〜 / プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:約15分
ジャンル:デクスタリティ(器用さ) × 磁石ギミック
磁石スティックを使って、自分の色の鈴だけを集めるゲームです。
一度にたくさん取ろうとすると、他の色の鈴までくっついてしまうことも。確実に1個ずつ取るか、一気に狙うかの判断が悩ましいところです。磁石ならではの不思議な感覚が楽しく、小さなお子さんでも直感的に遊べます。
⑩ハゲタカのえじき|読み合いが熱い!心理戦の名作
対象年齢:8歳〜 / プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:約20分
ジャンル:バッティング(同時出し) × 心理戦
全員同時に数字カードを出して、一番大きい数字を出した人が得点カードを獲得できるゲームです。
ただし、同じ数字を出した人同士は「バッティング」となり無効に。「ここは大きい数字を出したい! でも他の人も同じこと考えてそう…」という読み合いがこのゲームの最大の魅力です。シンプルなルールの中に、奥深い心理戦が詰まっています。
「好きなゲーム」が見つかったら、ジャンルで次を探そう
今回紹介したジャンル名(メカニクス)は、ボードゲーム界隈でよく使われる「共通言語」です。
たとえば🔻
ドブルが好き → 「リアルタイム」「パターン認識」で検索
ストライクが好き → 「バースト」「ダイスゲーム」で検索
ハゲタカのえじきが好き → 「バッティング」で検索
犯人は踊るが好き → 「正体隠匿」で検索
こうしたキーワードで探すと、同じ「楽しい!」の感覚を持つゲームが見つかります。
まずは気になった1本を遊んでみてください。
そして「これ面白い!」と思ったら、ぜひ同じジャンルのゲームも探してみてくださいね✨

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。


