雨の日や寒い日、外出すると風邪やインフルエンザが気になる時は家遊びで過ごしたいですよね。
「だけどネタ切れで困った…」そんな風に悩んでいませんか?

水鉄砲をさせてあげたいけど、床がビショビショになるのが嫌だ…

火傷や怪我をさせたくないから、つい口出しをしてしまう

子どものダイナミックな遊びに付き合う場所と時間がない…
家の中に夢中になって遊ぶ場をたくさん用意したいと思っても、片付けの手間、安全への心配、そして何より親御さんの時間や心の余裕の無さなどによっては難しいですよね💦
しかし、子どもの「やってみたい!」という探求心と情熱は鮮度が命!
挑戦したいと思うその瞬間に取り組めることが力を育む最高のチャンスになります。
デキルバでは、子どもの自信や好奇心が「学ぶ力」の土台となるとも考えており、その自信や好奇心を育む上で大切なものこそが「夢中力」だとも考えています。
「夢中力」とは、子どもが何かに夢中になれる力であり、夢中になっている時に自然と育まれていく力のことです。
何かに夢中になれるからこそ、成功や失敗を経て自信が育っていく。
夢中になっている内に世界が広がっていくからこそ、好奇心も育っていく。
そんな風に考えています。
「夢中力」という言葉を普段使わなくても、多くの方が子どものこうした力を伸ばしてあげたいと願っているのではないでしょうか?
そこで今回は、公園にもどこか大きな施設にも出かける必要がない!天候にも左右されない!いつものお家を「最高に夢中になれる遊び場」に変える具体的なヒントをご紹介します!

オジャ|久我 樹
デキルバCPO。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』。

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。
夢中力を育てるために意識したいポイント
子どもの夢中力を育むというと、保護者が完璧な環境を整えたり、遊びに付きっきりになったりしなければならないと肩に力が入ってしまいますよね💦
ですが大人のすることは、子どもの力を信じてちょっとしたヒントを示すだけなんです。
もし「私、気負いすぎてしまっているかも…」と少しでも感じた方は、どうぞ肩の力を抜いてリラックスした気持ちでこの記事を読んでみてください。
まずは子どもの意欲を最大限に引き出すため、大人が大切にしたい意識を3つご紹介します。
① 「〇〇はダメ」を「〇〇ならOK」にする!
「危ない」とか「汚れる」というような気持ちから、私たちは無意識に子どもの行動にブレーキをかけてしまいがちです。
いきなり全てをOKにするのは難しいかもしれませんが、まずは言いたいことがあっても少しだけグッと堪えて、「何をするのであればOKか」を考えてみましょう。
例えば…
- 「水たまりで遊ぶのはダメ」から「長靴とレインコート着用なら遊んでOK」に
- 「キッチンは入っちゃダメ」から「ママが一緒の時に野菜を洗うお手伝いならOK」に
- 「水や洗剤を使う実験はダメ」から「お風呂の中なら泡まみれになってもOK」に
このように具体的にどんな条件ならしてもOKなのかを決めておくことで、子どもに声をかける時にも「〇〇するなら⬜︎⬜︎してからするよ!」という風に具体的な行動を提示でき、子どもの行動変容を促しやすくなります。
② 子どもの世界にお邪魔する
「できる」と「できない」の間に「できるけど疲れる」がたくさんある。
という言葉を耳にしたことがある方もおられると思います。
これをわかりやすくするため、「できる・できるけど疲れる・できない」の構造を下のような円で表してみました。

子どもの夢中力が一番大きく育つのは、「できること」のほんの少し外側にあるオレンジの部分の活動をしている時です。
「できること」から離れすぎると、たとえできたとしても疲れが溜まりすぎたり、ストレスがかかり過ぎたりするので、子どもの心身に大きな負担となります。
つまり「ちょっと頑張ればできるかも!」と子どもが思える絶妙なゾーンに狙いを定め、子ども自らノッてくるように環境構成をしておくことが必要なのです。
しかしそのためには、現時点で子どもがどんなことに興味を持って、どれぐらいの難易度であればできるけれど、どれぐらい難しくなるとできないのかを知る必要があります。
「子どもの世界にお邪魔させてもらって何が好きで何が嫌なのかを知りましょうね〜」と、折に触れて保護者さんにお伝えしているのはこのためです。
- お風呂に潜るのが好きなら、ゴーグルやシュノーケルゴーグルを渡してみる。
- マイクラに興味があるなら、マイクラ内のコードを調べて試してみる。
- 料理をしてみたいなら、ナイフで豆腐を切ってみて、慣れたら子ども包丁を使ってみる。
これらを遊び感覚で挑戦していくと、失敗を恐れずに何度も試行錯誤でき、夢中になって乗り越える経験が自信に繋がっていきます。
③ きっかけをさりげなく仕掛けておく
子どもの夢中力を育てる活動に取り組む時、大人が主導して取り組ませる必要はありません。
はじめは子どもが夢中になれるきっかけをそっと用意することに徹した方が◎🙆
例えば…
- お風呂に「水鉄砲」や「泡立てネット」を置いておく
- リビングに「図鑑」や「地球儀」を置いておく
- 子どもがノッてきそうな遊びの動画を子どものそばで見てみる
このように、種をまいておくだけ。
そこを見守る時にも「せっかく準備したんだからやってみればいいのに」という気持ちをグッと堪えて、準備したものが無駄になっても「次は何を仕掛けてみるかな〜」と切り替えていきましょう。
子どもが新たな活動に取り組み始めるには、心身の健康状態や自己肯定感も関係してきます。
そのため時間がかかることもありますが、環境構成をした上でゆっくりと見守りつつ、時々かる〜〜〜く声を掛けるような関わりをしていると、次第に子どもの探求心が芽を出してきます。

子どもの夢中力が育つ場所と遊び3選!
それではいよいよ、家庭内で子どもの「夢中力」を育てるにはどうすれば良いのか?
オススメの場所と遊び3選をご紹介します✨
① リビングでできる遊び3選
リビングは、お家の中でも意外と数少ない「家族の気配を感じながら『自分時間』に没頭できる安心の空間」です。
リビングの良い点は、「大人も好きなことをして、家族みんながそれぞれ好きなことをしながらただただ一緒に過ごせる空間」であるという点です。
決して、保護者が子どもの遊びに付きっきりになったり、常に一緒に何かをしたりすることだけが夢中力を育てるわけではありません。
- 保護者が読書や仕事をしている: 親が黙々と自分のやることに集中している姿を見せることは、「没頭する」ことのモデルになります。
- 保護者がテレビを見ている: 大人がリラックスして過ごしている様子は、子どもに「ここは安全な場所だ」という無言のメッセージを送ります。
親が自分の時間を楽しんでいるからこそ、子どもは「邪魔されない」と感じ、安心して自分の世界に入り込めます。
子どもが何か一つのことに深く没頭し集中力を発揮するためには、この「安心感」が重要なのです。
リビングであれば、家族の話し声や家事の生活音が適度な「環境音」として存在し、親の気配を常に感じられるため、子どもは精神的にリラックスしやすくなります。
このリラックス状態こそが、目の前の活動に深く集中できる環境を作り出してくれます。
リビングでオススメの遊び
①秘密基地づくり…毛布やクッション、椅子を使って、自分たちだけの特別な空間を作ります。想像するだけでワクワクしますね✨
【🌱種まきするなら?】大人があらかじめ椅子の上に毛布やバスタオルをかけておいて子どもが隠れられるようにしておくと夢中力に火がつくかも。
②積木・ブロックタワー…高く積み上げたり複雑な形を作ったり。完成した後の達成感や、崩れる瞬間の爽快感も楽しいポイントです。紙コップで作るのもあり。
【🌱種まきするなら?】積み木やブロック、紙コップを触れる位置に置いておきましょう。子どもがリビングでくつろいでいる時(しかも若干YouTubeとかに飽きて暇そうな時)に、おもむろに大人がタワーを作り始めると「自分もやってみたい!」となるかも。
③工作類…ダンボール、粘土、アクアビーズ、折り紙などなど、工作に使える物がすぐ近くにあるリビングだからこそ創造力が刺激されます。
【🌱種まきするなら?】工作の本を表紙が見えるようにリビングに置いておき、その中にある物をすぐ作れるような材料置き場を子どもの手の届く場所に設置しておくと良いです。
② キッチンでできる遊び3選
キッチンは「料理をする場所」であると同時に、子どもにとっては五感をフル活用できる最もエキサイティングな実験室になり得ます。
キッチンが夢中力を育む場所として優れている最大の理由は、子ども用の玩具やゲームとは違った、ホンモノの火や水、包丁などを使った活動ができることにあります。
通常、これは注意が必要なものとして親から制限されがちです。だからこそ安全管理をした上で触れる機会があると子どもの探究心が高まります。
- 火の体験: 親と一緒に火の熱を感じ、食材が変化する様子を観察することは、科学的な好奇心を刺激します。
- 道具の体験: 包丁を握って食材を切る、鍋でお湯を沸かして具材を投入して茹でるといったお手伝いは、手指の協調性や集中力を高めるだけでなく、「自分も家族の一員として役に立っている」という自己肯定感と責任感も育みます。
親が少しだけブレーキを緩め、子どもの「やってみたい!」をうまく叶えていくことで、キッチンは深い学びの場へと変わります。
また、キッチンは、算数や理科の概念を遊びながら学ぶには最適の場所です。
料理の過程では、自然と「ものの重さ」などを始めとした「量」を測る活動が生まれます。
- 「小麦粉を100g計ってみよう」
- 「この計量カップは何mLまで入るかな?」
- 「この野菜はリンゴより重い?軽い?」
- 「お味噌汁の味見をして、塩をあと少しだけ足そう」
- 「お湯を入れて3分間待とう」
このような会話を通じて、子どもは具体的な感覚を伴いながら「重さ」「量」「単位」「比較」といった数量に対する理解を自然と深めることができます。
実際に手を動かし目で変化を確かめる経験は、単にドリルで数字を覚えるよりも学んだことを深く定着させてくれます。
加えて、料理は「手順」と「段取り」が不可欠ですので、「まずはお米を洗って、次に野菜を切って、最後に火にかける」といった一連の流れを通して論理的な思考力や計画性の育ちも期待できます。
子どもが失敗しても「これも実験だね!次はどうすれば成功するかな?」という姿勢でいることで、キッチンは単なる作業場ではなく、「失敗しても大丈夫な学びの場」となり、子どもの夢中力を育ててくれるのです。
キッチンでオススメの遊び
①液体の軽量実験…異なるサイズの計量カップやスプーンを使い、水を移し替えたり、「50mLってどれくらい?」と測ったりします。
【🌱種まきするなら?】ホットケーキやたこ焼きなどの「粉もん」や、プリン・ゼリーといった子どもの好きなスイーツ作りに誘ってみると良いかも。
②重さの比較ゲーム…家にある食材(じゃがいも、りんご、小麦粉など)を手に取り、どちらが重いか予想してキッチンスケールで測ります。「合わせてピッタリ100gにしよう」という挑戦ゲームも✨

【🌱種まきするなら?】キッチンスケールを子どもが触れる位置に置いておき、お菓子を分ける時などに「これって何gなんだろう?」と大人が疑問を投げかけて計ってみると良いかも。
③食と化学変化色水づくり&観察…野菜の皮(紫キャベツなど)やジュースで色水を作り、お酢(酸性)や重曹(アルカリ性)を少量加えて色の変化を観察!
【🌱種まきするなら?】まずは大人が主導して「見てみてー」と子どもに見せてみるのが良いかも。子どもがノッてきたら自分で試せるように実験セットを整えてあげると良いです。
③ お風呂場の遊び3選
お風呂場は汚れを気にせず全身で遊べる、最強の「水」の科学ラボです!
保護者の「汚れるからダメ!」というブレーキもゆるめやすく、お風呂に入ったついでに子どもが自由に全身で体感する実験ができる最高の環境です。
- ダイナミックな体感遊び: 水鉄砲を好きなだけ試したり、湯船いっぱいに泡を立てて遊んだり、色水や液体を使って混ぜたり、浴槽内で体を大きく揺らして大波を作ったり、これらの活動は全身の筋肉や感覚を使うため脳と身体の連携を促します。
- 五感の刺激: 泡の感触、水の音、湯の暖かさ、入浴剤の香り、水の浮力など、お風呂遊びでは様々な感覚が同時に刺激されます。こうした多感覚への刺激は遊びへの没入感を増し、子どもの夢中状態を作りやすくします。
お風呂場は、子どもにとって「思い切りやっても怒られない」という心理的な安全基地でもあり、それが探求への意欲を後押しします。
キッチンと同様、お風呂場もまた、楽しみながら数量に対する理解を深め、科学的な思考を養うのに最適な場所です。しかも、そのスケールはキッチンよりもはるかにダイナミックです。
お風呂での遊びは、「すごいね!次はもっと大きな泡を作ってみようか」というふうに、一緒に遊びを楽しむ姿勢でいるだけで、子どもの夢中力を勢いよく伸ばしてくれます。
お風呂場でオススメの遊び
①おままごと…おままごとセットや家にある容器を使って遊ぶだけ!お料理ごっこのイメージをしながら水を容器いっぱいまで入れたり別の容器に移したりすることで水の数量感覚を養います。捨てる予定だった廃材が夢中で遊べるおもちゃに早変わりするかも!
【🌱種まきするなら?】ペットボトルやプリンカップ、使っていない調理器具などをお風呂の近くに置いておくと良いかも。
②水鉄砲バトル&水飛ばし競争…湯船の外に水を飛ばさないルール・お風呂用のポスターを狙うルールなどで水鉄砲で遊びます。水の勢いや遠くに飛ばすための角度を試したり、手指の巧緻性を高める効果も期待できます。
【🌱種まきするなら?】水鉄砲と的になるものをお風呂場に用意しておくと良いかも。中道家ではウルトラマンの怪獣がよく的にされてます。
③泡アート&泡まみれ実験…石鹸やシャンプーを泡立てネットで大量に泡立て、壁や浴槽に貼り付けたり、全身にまとわせたりします。下記の動画のようなシャボン遊びも、お風呂場なら周りを気にせずできてそのまま体も洗えちゃいます✨
【🌱種まきするなら?】下記の動画を参考に一緒に作ってみると良いかも。液体食紅を1滴入れてカラフルにするのも楽しいですよ。
まとめ
この記事では、子どもの「夢中力」を伸ばすお家の中のヒミツの場所TOP3と遊び方を紹介しました。
夢中力を育む秘訣は、お風呂・キッチン・リビングという日常の場所にあります。
「ちょっとブレーキをゆるめる」サポートで、子どもの挑戦と探究心を引き出しましょう。
デキルバの授業例
上記で紹介した他にも、デキルバでは様々な方法で夢中力の育成をはかっています。
✅ 力ードゲームやカードゲームをしながら少しずつ計算力UPを目指す授業
✅ 好きなゲームや都市伝説のサイトに書かれた文章を読みながら読解力を育てる授業
✅ 映画やアニメになった小説の見比べをする授業
✅ 自分でオリジナルゲームを作りながら、遊ぶ人にルールが伝わる文章を考える授業
✅ デキルバのオリジナル教材を使った授業
こんなにたくさんの方法があるんです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
焦りがなくなり親子関係が良くなった
今回ご紹介したような方法とお子さんの特性やご家庭の状況に合わせた取り入れ方を、同じような悩みを抱えた相談者さんにお伝えしたところ

どうすれば良いかわからなくてドン詰まりだったけど、これならできそうと思えるアイデアがいっぱいで希望が出てきました!
と喜んでくださいました✨
デキルバを利用してくださっている方の中には、こうした相談や個別サポートを通して「ギスギスしていた親子関係が改善してきた!」「子どもが家事や自分の身支度を自分からし始めた!」という
勉強とは違った思わぬ変化があったと報告してくださる方もおられます。
子どもの学習に対する不安が日常の様々な所に影響を与えているのだと改めて実感する現象ですよね。
子どもの読解力を育てる教材やアドバイス動画はたくさん世に出回るようになってきましたが、お子さんの特性とご家族のキャパに合わせたアイデアを提案してくれる所はまだまだ多くありません。
学習サポートコミュニティ-デキルバ-では、これからも凸凹で悩む子どもたちの学習に関する悩みやご家族の不安を楽しく解消できる方法をお伝えして参ります。
学習や子育ての事でお困りの事がありましたら、ぜひ下記をお役立てください▼
◆ デキルバブログ(無料)がオススメ
まずは自力で学習支援の情報収集をしたいという方にピッタリ。
家にある物で遊びながら学ぶアイデアの紹介や相談事例の紹介など、ご家庭でのサポートに役立つ情報が誰でも閲覧できるようになっています。
→ デキルバブログへ
◆ zoom相談(会員限定)がオススメ
「何から話せばいいかわからない」という方にもピッタリ。
学習支援の専門家が、質問をしながら一緒に状況整理をして、ご家庭にピッタリの支援方針を考えます。
◆ オリジナル教材(会員限定)がオススメ
「市販の教材も色々試したけど全然ムリだった」という方にピッタリ。
教育現場で15年以上凸凹のある子の学習支援をしてきた知見を生かし、本当に子どもが夢中になる教材を制作しています。
教材の種類は、国語・算数・英語・ゲームに分かれています。
\プレゼントもりだくさん/
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