時期的にも面白いですし、個人的に風習とかのお話は大好きです。
子供に聞かれたら、なんて答えようかなーとか考えながら答えを書いてみました。
大部分、ググりましたw
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質問①
元旦と元日の違いって何?
→元旦は時間指定「1月1日の午前中まで」/元日は日時指定「1月1日まるっといつでも」
質問②
元旦 旦那 『旦』「たん、だん」コレの意味って?
→意味①文字が「地平線+朝日」を表すように、朝日が昇る“朝”や“夜明け”を表します。元旦の“旦”はこちらの意味。
→意味②「檀」の略字。「檀」はインドの梵語の音を表すのに使う。旦那の“旦”はこちら。
質問③
年賀状 寒中見舞い 暑中見舞い 残暑見舞い
寒中見舞いって 喪中の方のみなの??
→喪中だけでないと思います。1月7日すぎてから出すなら喪中でなくても寒中見舞いだと思います。
喪中の方は、悲しみの中にいてめでたくなく松の内の挨拶(年賀状等)を控えるため、必然的に寒中見舞いになるだけかと。
尚、私は自分が喪中の場合は欠礼状を12月にだしたら、年明けの寒中見舞いは送りません。
相手方から欠礼状が届いたら、こちらからは年賀状も寒中見舞いもだしませんね~。薄情ですみません。
質問④
寒中見舞い 暑中見舞い 残暑見舞い
『見舞い』って??
→元気ですか~?風邪ひいてませんか~?寒いから(暑いから)ご自愛くださいね~、と気遣う感じですかね。
質問⑤
喪中のときに 新年の挨拶 初詣
ダメって聞くけど どうして??
→地域とか宗教で所説ありますよね。
パターンとしては、
・身内が亡くなって悲しい期間だから、新年をお祝いして楽しむのはダメ。
・身内が亡くなったら、その死の穢れが家族にもついてる。神社にいったら神様や周りの人に穢れが移っちゃうから、そもそも出歩いたらダメ。
・お寺なら初詣OK
・49日法要おわってれば初詣OK
…こんな感じですかね~。
質問 12月31日 1月1日だけ なんで特別なの?
あくまでも私の考えです。
昔は今と違って、1年を生き延びる事が難しかったんだと思います。
病気になっても医者にもかかれず、天候が悪ければ食べる物や水がなく、暑さ寒さで人がどんどん死んだはずです。
なので、1年間、無事に生き延び、年があけて1月1日がきて、新しい歳神様を迎えられる事に喜びと感謝をもち、新しい年の安寧を祈る気持ちが、現代とは段違いだったと思うんですよね。
だったら、やはり区切りの12月31日、1月1日は特別な日になったと思います。
ちょっと話がそれちゃいますが、笠地蔵の昔話とかでも、貧しいおじいさん・おばあさんが「ムリをしてでも吹雪の中に物を売りに行って正月の用意をそろえようとした」のも「正月様=年神様を迎える用意」のためなんですよ。たぶん。
それだけ、ひと昔前の日本人にとって「年を越す」「新しい1年をまた無事に生き延びるために年神様を迎える」という日は大きなウェイトを占めていたと思います。
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一応、私の答えとしては、こんな感じです。
ただ、すでにあさみんさんの方でもネットで調べた上でのご質問との事なので「それは分かってる」「そういう意味じゃなくて」とかあれば、また書いてみてください~。
他のメンバーさんの知識とか、地元の話とかもお聞きしてみたい。わくわく。
明日、子供にも「なんで12月31日と1月1日は特別なんだと思う?」って聞いてみようと思います。