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これは難しい問題ですよねーーー…。一朝一夕では中々状況が改善していきません💦
お子さんそれぞれの衝動性や配慮のなさ、小さないざこざによるストレスを暴言という形で表出してしまう言動の癖などなど、色んな要素がありそうです。
そうした根っこの部分を解きほぐしながら、「応用行動療法」を用いて一つずつ良い言動を強化していく道が、気が遠くなるようで一番の近道かと思います。
てとさんが今日から実践できることは
①無視する
子どもが不適切なことをてとさんに向けてした時には無視(できるだけ反応を小さく)してください。例えば、何か欲しいときの言い方が命令口調などで乱暴だった。泣いて暴れて要求を通そうとした。など、親以外の人にやったら明らかに相手が不快になるような行動のときです。応用行動療法では「消去」といいます。
②価値づける
反対に子どもが望ましいことをした時には大げさなぐらい「その状態・言動はとっても嬉しいよ」と価値付けていきます。ほめるとは少し違って、驚くという方が近いかもしれません。これで大事にしたいのは「何もない平和な状態」のときにどれだけ価値づけられるかが鍵です。応用行動療法では「強化」といいます。
③仲良くしている時の写真を目に見える場所に飾る
「自分たちは笑顔で仲良し」という平常時の状態を視覚的に繰り返しインプットしていきます。一番下の子に「これだぁーれ?ニコニコだね〜お姉ちゃんたち優しいね〜」と写真を見せながら話しかけるの良いです。
④子守唄の替え歌で寝かしつける
「ねんねんよ〜ねんねんよ〜。〇〇は良い子だねんねしな〜」や、「◯◯ちゃん◯◯ちゃん◯◯ちゃんは〜仲良しこよしでたのしいな〜」と、名前+ポジティブメッセージで入眠を誘うと落ち着きやすくなる効果が期待できます。
絵本に出てくる人物(仲良しキャラ)をお子さん達に変えて読んでいくのも良いです。
要は喧嘩することもあるけど、大好きで仲良しで一緒にいると楽しいこともいっぱいあるという「事実」を常に思い出せるようなフィードバックをしていくという感じです!
衝動性に駆られてもこのストッパーがあるかないかで大きく変わってきます!石に水滴を染み込ませるように時間はかかりますが、一緒にやれそうなことから始めていきましょう(о´∀`о)