
たし算やひき算でつまずいているみたいだけど、どう教えたらいいかわからない…

用意した教材も最初は楽しそうにやっていたのに、最近はやりたがらない…
小学校に入学して、子どもが持ち帰ってくる宿題。最初は楽しそうにやっていたのに、いつの間にか鉛筆が止まってため息をついている。
そんな姿を見て、どうしたらいいのかわからずに悩んでいる保護者さんは決して少なくありません。
たし算やひき算は、すべての算数学習の土台です。
ここで「算数は苦手だな」という気持ちが芽生えてしまうと、この先の長い学びの道のりで、その気持ちはどんどん大きくなってしまいます。
そこで今回は、ご家庭で遊びながら『たし算ひき算』の苦手意識を解消できる算数遊びを3つご紹介します。
たし算ひき算に親しむ遊びが大事な理由
「遊びと勉強は別もの」
「そんなことをして本当に効果があるの?」
そう思われるかもしれません。
ドリルや宿題とは違い、遊びで学んだ成果はプリントなどに残らないので成長が見えにくいと感じるのも無理はありません。
そう思った方は、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
子どもの「楽しそう!」がより高い学習効果を引き出す
勉強を「大人にやらされているもの」と感じている子は非常に多いです。
しかし、初めに「楽しそう!」と思えることで、
「楽しそう」と思って注目する
↓
「やってみよう」と試してみる
↓
小さな成功体験を得る
↓
「楽しいかも」と思えてくる
↓
繰り返し試す
↓
成功体験を積み重ねていく
↓
どんどん夢中になっていく
という経過を辿ることになります。
「楽しそう!」が、子どもの夢中になるきっかけを作り、より高い学習効果を得られる場合も多いのです。
遊びの中に勉強につながる要素も盛りだくさん
例えば、ほとんどの人が一度はやったことがあるであろう『間違い探し』にも、以下のような勉強に繋がる要素が盛りだくさん🎵
①正誤を見比べる力
教科書や黒板を正しく写したり、手本を視写したり、自分の間違いに気付いたりすること。これらは一見すると単純な作業に思えます。しかし、これは「文字や情報を正確に認識し、照合する」という学習の土台となる非常に大切な能力です。
②残数を把握する力
間違い探しで遊んでいるとき、子どもは「リンゴが1つ足りない」「窓が1つ増えている」といった、具体的な物体の数の違いに気づきます。これは、足し算や引き算の練習に直接つながる、とても大切な経験です。
遊びながら「物体以外も計算の対象になる」という概念がわかり、簡単なひき算に自然と取り組むことになります。
子どもは、形のない「間違いの数」を数え、「まだ見つけていない間違いはあと何個か」を意識し始めます。
したがって「間違い探し」は、具体的な物体だけでなく「見つけていないもの」や「間違いの数」といった、より抽象的な概念を計算の対象として扱う練習になります。
この経験が、お金の計算や時間と距離の関係など、物体以外のものを数として扱うための重要な土台となっていくのです。
このように、一見算数とは関係のない遊びのように思えることでも計算ドリルや算数の教科書からでは得られない学びがちりばめられていることも多いのです。
時には、予想もしていなかった学びに繋がることもあります。
大人も子どもと一緒になって遊ぶように学びを楽しんでみてください🎵
家庭でできる算数遊び3選
先ほど記載したように、「家庭学習でなんとかフォローしてあげたいけれど宿題や学年相応のドリルでは子どもがやる気にならない…」という事はとても多いですよね。
やっぱり子どもの力を育てるには興味が持てる遊びの中で育てていくのが一番です!
①ファイブカルタ

数カードを使って「数量」をヒントにしながら合成分解に親しむ遊びです✨
合成分解とは、ある一つの数を二つ以上の数に分けること(分解)と、二つ以上の数を合わせて一つの数にすること(合成)です。例えば、「5」という数を合成分解する場合、以下のような組み合わせが考えられます。
- 5 = 1 + 4
- 5 = 2 + 3
- 5 = 5 + 0
数の合成分解への理解を深めることは、数の感覚を育み、「繰り上がりのある足し算」や「繰り下がりのある引き算」を暗記に頼らずに解くための鍵となります。
◆ 遊び方
① 1~5の数字が書いたトランプや数カードを表向きで配置します。
② 出題者が、「1と3でいくら?」「5は2といくら?」というように問題を出します。
③ プレイヤーがカードを取ったあと、出題者は答えがあっているかを発表します。
※問題を聞くだけでは難しいお子さんは、視覚的に理解できる問題シートを作成し、用いるとよいでしょう✨
②ハウメニーブロックス

ブロックを使って、たし算とひき算に共通する数の合成分解をする力が同時に育つ遊びです✨
◆ 遊び方
① 10個のブロックを用意します。
② 「How many blocks are in this cup?」というようなかけ声とともに、いくつかのブロックをカップの中に隠します。
③ 残ったブロックの個数をヒントに、カップに隠されたブロックの数を考えます。
③風船バレー

体を動かして楽しみながら、必要感をもって計算に取り組む遊びです✨
◆ 遊び方
① コートのラインを大まかに決めて風船バレーをします。
② 「子どもが得点したら7点」「大人が得点したら4点」というように、得点の入り方に工夫を加えて計算する必要性を出します。
③ 数シートなどを用いて得点計算をしていきます。色付きのクリアファイルを切って置いていくと見やすいです✨

風船を互いに打ち返しながら、「5」「10」「15」…というように5とびで数えていくルールにすると、
✅ 時計がスラスラ読めない
✅ ものさしの目盛りを読むのが苦手
✅ お金の計算が苦手
というような困りごとの解消に繋がることも多いです。
どれも共通して、「5や10をひとまとまりとして捉える」という数学的な感覚が必要になります。
風船バレーで体を動かしながら、楽しくそれらの感覚を養っていくことができるのです。
まとめ
デキルバの授業例
上記で紹介した他にも、デキルバでは様々な方法で読解力の育成をはかっています。
✅ 力ードゲームやカードゲームをしながら少しずつ計算力UPを目指す授業
✅ 好きなゲームや都市伝説のサイトに書かれた文章を読みながら読解力を育てる授業
✅ 映画やアニメになった小説の見比べをする授業
✅ 自分でオリジナルゲームを作りながら、遊ぶ人にルールが伝わる文章を考える授業
✅ デキルバのオリジナル教材を使った授業
「たし算ひき算」と聞くと「計算ドリルをさせたり、文章題のワークをやらせなきゃ」と焦ってしまうかもしれませんがこんなにたくさんの方法があるんです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
焦りがなくなり親子関係が良くなった
今回ご紹介したような方法とお子さんの特性やご家庭の状況に合わせた取り入れ方を、同じような悩みを抱えた相談者さんにお伝えしたところ

どうすれば良いかわからなくてドン詰まりだったけど、これならできそうと思えるアイデアがいっぱいで希望が出てきました!
と喜んでくださいました✨
デキルバを利用してくださっている方の中には、こうした相談や個別サポートを通して「ギスギスしていた親子関係が改善してきた!」「子どもが家事や自分の身支度を自分からし始めた!」という
勉強とは違った思わぬ変化があったと報告してくださる方もおられます。
子どもの学習に対する不安が日常の様々な所に影響を与えているのだと改めて実感する現象ですよね。
子どもの読解力を育てる教材やアドバイス動画はたくさん世に出回るようになってきましたが、お子さんの特性とご家族のキャパに合わせたアイデアを提案してくれる所はまだまだ多くありません。
学習サポートコミュニティ-デキルバ-では、これからも凸凹で悩む子どもたちの学習に関する悩みやご家族の不安を楽しく解消できる方法をお伝えして参ります。
学習や子育ての事でお困りの事がありましたら、ぜひ下記をお役立てください▼
◆ デキルバブログ(無料)がオススメ
まずは自力で学習支援の情報収集をしたいという方にピッタリ。
家にある物で遊びながら学ぶアイデアの紹介や相談事例の紹介など、ご家庭でのサポートに役立つ情報が誰でも閲覧できるようになっています。
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◆ zoom相談(会員限定)がオススメ
「何から話せばいいかわからない」という方にもピッタリ。
学習支援の専門家が、質問をしながら一緒に状況整理をして、ご家庭にピッタリの支援方針を考えます。
◆ オリジナル教材(会員限定)がオススメ
「市販の教材も色々試したけど全然ムリだった」という方にピッタリ。
教育現場で15年以上凸凹のある子の学習支援をしてきた知見を生かし、本当に子どもが夢中になる教材を制作しています。
教材の種類は、国語・算数・英語・ゲームに分かれています。
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オジャ|久我 樹
デキルバCPO。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』。

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。


