算数の授業で「ものさし・時計・分度器」などが出てきたことがきっかけで、算数への苦手意識が強くなってしまうお子さんはとても多いです。

手指が不器用で道具が上手く使えず、目盛りを読み取ることも難しい…

間違いを指摘ばかりされて自信をなくしていってるのが見ていて辛い…

上手く扱えるように練習したいけど、どう教えたらいいのかわからない…
小さな目盛りを読むのが難しかったり、読み取っている内に位置がずれてしまったりと、お子さんが苦手意識を感じやすい大きな壁となってしまうのですね💦
道具を使う学習は、長さ、重さ、角度、時間といった具体的な数量の感覚を養うねらいの内容が多く、算数・理科の学習を進めるための土台となります。
そのため「道具を使うのはイヤだな…」という気持ちが芽生えてしまうと、算数や理科への苦手意識がどんどん大きくなってしまう恐れがあります。
そこで今回は、ご家庭で遊びながら「道具への苦手意識」を解消し、自然と定規やはかりに親しめるアイディア・学習遊びをご紹介します。

オジャ|久我 樹
デキルバCPO。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』。

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。
道具に一工夫で苦手さを軽減する
まず大前提として、定規や分度器などの学習用具をうまく使えない理由は努力不足ではありません。
✅ 指先に入る力を微調整することが苦手
✅ 細かい目盛りを読み取ることが苦手
✅ 左右の手をバラバラに動かす操作が苦手
など、本人の努力ではカバーしきれない背景があります。それは一人ひとり異なるため、支援をする際は子どもの実態を見極めながらその苦手さを軽減する必要があるのです。
ここでは、そんな苦手さを『今ある道具への一工夫』で軽減するアイデアを紹介します!
「定規や分度器がズレてしまう…」という時には
定規や分度器を指で押さえる力が弱く、線を引くときや長さ・角度を測るときにズレてしまう…
と言うのはあるあるですよね(´;ω;`)
そんな子には、写真のように定規の下の方に滑り止めを貼ってあげるだけでも効果バツグン!
こうすることで写真2枚目のように定規の端だけが接地するので、紙面に強く圧力がかかって滑りにくくなります。


「定規がズレてイライラする!」という状態を解消するだけで、落ち着いてスムーズに学習が進められるようになる子もいます✨
「目盛りが見えない!」という時には…
ものさし・定規・時計・はかり・分度器…、全てに共通して目盛りを読むことが必要になります。
目盛りが細かくなればなるほど読みにくくなり、正確にはかれなかったり線を引くときにズレることも…
そんな時にはタブレットで写真を撮って超拡大すると読みやすくなります✨
cmとmmなどの関係や単位の変換も直接書き込んで説明できるという点もオススメポイントです!


苦手さがある子も使いやすいおすすめグッズ
市販品の中には子どもたちの苦手さを軽減してくれるアイテムも数多く発売されています。
ここでは、特に多くのデキルバメンバーさんから高評価を得ているオススメ文具を3つ紹介します✨
①革命的コンパス「くるんパス」
- にぎって、くるんと、まわすだけ!
- 超カンタンに円がかけるコンパス くるんパス!
「手先が不器用な子でも綺麗な丸がかけるようになった!」
「いろいろなコンパスを試したが、最終的にたどり着いたのがくるんパスだった!」
などの口コミも多いです!
②目盛りの見辛さを解消「快段分度器」
- どの目盛りを見たら良いかわからない
- 0度の線ではなく分度器の下の所に合わせちゃう
そんな子にオススメのアイテムです!
新潟精密機構さんの快段文具シリーズはどれも本当に超おすすめです!
他にも分度器はこうした種類もおすすめです🔻

といか新潟精密機構さんがマジで激推しなのでストアページまるごと見てください → https://amzn.to/4qwe5Wv
③時間の動きをイメージできる「手作りすごろく時計」
時計の針が「進む/もどる」の感覚をつかむのが苦手な子にオススメ。
長い針がどこにあると何時なのかもわかりやすくなります✨
道具と楽しく付き合う遊び4選
道具選びができたら、次は楽しく道具を使う練習をしていきましょう✨
ここではメンバーさんからご相談を頂いた時によくお伝えしている学習遊びのアイデアを4つご紹介していきます💨
① 小3「重さ」のはかりに慣れ親しむ「100gチャレンジ」

身近なもので重さをイメージしながら、小3で初めて習う「はかり」の使い方に慣れていく遊びです✨
◆ 遊び方
① 身近にあるものを組み合わせて100gになるようはかりにものを乗せていきます。
② はかりに乗せた時に何gだったのかをメモしていきます。それぞれのものの重さがわかってきたら100gを作る時のヒントにします。
③ なかなか100gにならない時には、1円玉やゼムクリップなどを用意しておいて微調整に使うと良いです✨
★ 100gに慣れてきたら目標の重さを重くしたり軽くしたりして変化をつけていきましょう。体重計を使って100kgチャレンジなんてすると、親子で一緒に体重計に乗らなきゃいけないのでどのように乗るかアレコレ試してとても盛り上がりますよ!
② 勝った分だけ針を進める「時計じゃんけん」

頭の中で時計のイメージを思い浮かべて、その針を動かせるようになっていく遊びです✨
遊びに使える時計がない時は無料の知育アプリや、写真のように紙で自作した時計で代用すればOK!
対戦形式にしたい時は時計を2つ用意しますが、子どもだけでミッションクリア形式にするなら時計は1つで構いません。
◆ 遊び方
① 事前に「グーで勝ったら5分、チョキなら10分、パーなら15分進む」というルールを決めておきます。
②-1 子どもとじゃんけんをし、対戦形式の場合は勝った人がルールの通りに針を進めます。
②-2 「10回のじゃんけんで1時間進む」のようなミッション形式の場合は、子どもが勝った時だけ針を進めます。
③ これを繰り返し、自分で針を動かして「〇時〇分になった!」と確かめていく内に少しずつ「時計のイメージ」が育ってきます。
★時間の感覚や時計に慣れ親しむ遊びはこっちでも詳しく紹介しています
→https://dekiruba.com/tokeinokannkaku/
③ 長さに慣れ親しむ「ものさしフィッシュハンター」

楽しく遊びながら「cm」「mm」の違いを読み取れるようになるデキルバオリジナルのプリント型教材です🎣✨
◆ 遊び方
① まずは教材をダウンロード、印刷します。
② プリントの説明欄に示された長さの魚を探し出します。
③ クリアできたタイムを計り、自分の最高記録にチャレンジしても✨

④角度に慣れ親しむ「分度器スナイプワード」

謎解きゲームのように隠された暗号が何かを解き明かしつつ、楽しく角度に親しめる教材です✨
◆ 遊び方



遊びを通して自信や好奇心を育んでほしい
この記事では、定規やはかり・時計・分度器と楽しく付き合うためのアイディアや遊びを紹介しました。
これらの遊びを通じて、お子さんが長さを測る・重さを計る・時間を知ること、わかることやできることが増える楽しさを体験し、自信と好奇心を育むきっかけになれば幸いです🍀
デキルバの授業例
上記で紹介した他にも、デキルバでは様々な方法で読解力の育成をはかっています。
✅ 力ードゲームやカードゲームをしながら少しずつ計算力UPを目指す授業
✅ 好きなゲームや都市伝説のサイトに書かれた文章を読みながら読解力を育てる授業
✅ 映画やアニメになった小説の見比べをする授業
✅ 自分でオリジナルゲームを作りながら、遊ぶ人にルールが伝わる文章を考える授業
✅ デキルバのオリジナル教材を使った授業
「たし算ひき算」と聞くと「計算ドリルをさせたり、文章題のワークをやらせなきゃ」と焦ってしまうかもしれませんがこんなにたくさんの方法があるんです・:*+.\(( °ω° ))/.:+
焦りがなくなり親子関係が良くなった
今回ご紹介したような方法とお子さんの特性やご家庭の状況に合わせた取り入れ方を、同じような悩みを抱えた相談者さんにお伝えしたところ

どうすれば良いかわからなくてドン詰まりだったけど、これならできそうと思えるアイデアがいっぱいで希望が出てきました!
と喜んでくださいました✨
デキルバを利用してくださっている方の中には、こうした相談や個別サポートを通して「ギスギスしていた親子関係が改善してきた!」「子どもが家事や自分の身支度を自分からし始めた!」という
勉強とは違った思わぬ変化があったと報告してくださる方もおられます。
子どもの学習に対する不安が日常の様々な所に影響を与えているのだと改めて実感する現象ですよね。
子どもの読解力を育てる教材やアドバイス動画はたくさん世に出回るようになってきましたが、お子さんの特性とご家族のキャパに合わせたアイデアを提案してくれる所はまだまだ多くありません。
学習サポートコミュニティ-デキルバ-では、これからも凸凹で悩む子どもたちの学習に関する悩みやご家族の不安を楽しく解消できる方法をお伝えして参ります。
学習や子育ての事でお困りの事がありましたら、ぜひ下記をお役立てください▼
◆ デキルバブログ(無料)がオススメ
まずは自力で学習支援の情報収集をしたいという方にピッタリ。
家にある物で遊びながら学ぶアイデアの紹介や相談事例の紹介など、ご家庭でのサポートに役立つ情報が誰でも閲覧できるようになっています。
→ デキルバブログへ
◆ zoom相談(会員限定)がオススメ
「何から話せばいいかわからない」という方にもピッタリ。
学習支援の専門家が、質問をしながら一緒に状況整理をして、ご家庭にピッタリの支援方針を考えます。
◆ オリジナル教材(会員限定)がオススメ
「市販の教材も色々試したけど全然ムリだった」という方にピッタリ。
教育現場で15年以上凸凹のある子の学習支援をしてきた知見を生かし、本当に子どもが夢中になる教材を制作しています。
教材の種類は、国語・算数・英語・ゲームに分かれています。
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