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計算はできるのに文章題や応用問題が苦手な子の理由と学習方法は?

計算はできるのに文章題や応用問題ができないわからないという子の理由と効果的な学習方法について解説した記事。学習の土台となる「数量感覚」を家庭内でどう育てるかを解説した記事のアイキャッチ画像。 デキルバブログ
デキルバブログ

こんにちは!デキルバ代表のなかッちです!

「計算問題は正確に解けるのに少しひねった文章問題になるとさっぱり解けない…」

「低学年の頃はテストで高得点だったのに高学年から急についていけなくなった…」

保護者の方からこんなご相談を頂くことは少なくありません。

実は教育関係者であっても意外と知らない方も多いのですが

「テストで正解している」という事と「本当に理解できている」という事はあんまり関係なかったりします。

特に算数ではテストで100点を取っているからと言って内容をきちんと理解できているとは限りません。

それは一体どういう事なのか?本当に理解しているかを測るにはどうすれば良いのか?順番に解説していきます。

算数や数学の計算力と理解力は別物

「テストで正解している」という事と「本当に理解できている」という事はあんまり関係ないとは言ったものの、これはテストの内容に大きく左右されます。

例えば「これから割り算のテストをします」という風に、事前に「わり算しか出てこない」と分かりきっているテストで

12÷4=
18÷3=

と計算式だけが並んでいる。

文章題も「20個のアメを4人に配ると一人何個もらえるでしょう?」みたいに問題場面を理解してなくても出てきた数字をわり算の式に当てはめるだけで解ける。

こんなテストでは計算力は確かめられても理解力は測れません。

特に小3の内容では出てきた数字を見て「大きい数 ÷ 小さい数」をするだけですからね。

このようなテストに慣れきってしまうと下記のように少し捻るだけでわからなくなってしまう事も多々あります▼

不思議なことに、このような日常の中で当たり前にわかっていた問いが、学校でわり算の授業を受けた後だとわからなくなるという子もいます。

日常の中で子どもにこうした質問をして、計算だけでなく感覚まで体得できているかを確かめておくのはとても有効です。

また、「わり算が苦手…」という子は、このような日常的な場面の計算を「九九のように覚えなければいけないものと思っている事もあります。

先ほどのアニメの問題も計算だけで解こうとすると 120÷30=42÷0.5=4 という数式になり、小3の範囲を超えてしまいます。

しかしこの問題自体は割り算どころか掛け算を習ったばかりの2年生でも解けますし数感覚が豊かなお子さんなら年長さんでもわかります。

では、なぜ子どもによってこのような違いが出てくるのでしょうか?

本当の理解には「数量感覚」が重要

「1話30分のアニメを2時間で何話見ることができるか?」ということを考える際の計算を支えているのは「数量感覚」です。

もう少し具体的に書くと「同じ数ずつ増やしたり減らしたりすると目的の値になるかを感覚的に確かめられる力」を身につけているかが重要になります。

この感覚が育っていないまま高学年に突入すると…

割合がわからず「くもわ」や「きはじ」と書かないとわからない。

中学以降の、気圧、電流、仕事量などなど、全部暗記するの??ってなる。

小数や分数のわり算で何をやってるのか意味がわからない。

問題文に出てきたどの数字でどれを割れば良いかわからなくなる。または「よくわかんないけど「ひっくり返してかけ算だ!」って言われたからそうしてる」と考えることを放棄する。

なんていうふうに理数科目大嫌いって子が爆誕します。

そうならないためには体験を通して数量感覚を育てていくことが重要なんです。

遊んで感覚を育てよう!

とはいえ、どんな体験で感覚が育てられるかわからない…という方も多いかと思います。

ご家庭で簡単にできる一例としては下記がオススメです▼

🌟 トランプやお菓子などを配るのを任せる。

🌟 料理のお手伝いで取り分けたり切り分けたりする。

🌟 工作などで長い物を同じ長さに切っていく。

僕は「果物やお菓子」をよく活用します。

・スイカを家族の人数分に切り分ける。
・ミカンの皮を剥いて実を分ける。
・チョコレートを喧嘩しないよう分けるには?
・ジュースの残りを家族で分けるには?

こうした活動は、わり算などの計算やグラフ、分数・小数の理解の土台となる「数量感覚」を育ててくれるだけでなく、あらゆる学習に繋がる手指の運動や体の使い方の上達(固有覚などの発達)にもなります。

美味しく栄養もとれるので一石三鳥ぐらいあります(о´∀`о)✨

家で親が見るのは難しい…という時は?

様々な理由から上記のような活動を家でするのは難しいという方は外部の学習支援を活用するのが最も現実的かと思います。

しかし「ペーパーテストの点数ではなく学習の土台となる感覚を重視する」という方針の事業所を探すのは中々難しいかもしれません。

一例にはなりますが下記を参考にしてみてください▼

・運動や体験学習、感覚遊びを重視している放課後等デイサービス

・上記のようなフリースクールや私塾

・100均や書店などで市販されている実験セットや工作キット

もちろんデキルバでも力になれるよう「ライブ授業」や「個別サポート」を用意しています。

デキルバの教材や授業では、子どもが夢中になる遊びを通して「学習の土台となる感覚」を育てることをとても重要視しています。

過去に行った「割り算がわかる遊びの授業」では、割り算のテストで高得点を取っていた高学年の子が「初めて割り算の意味がわかった🙄」と感動したり、一緒に授業を受けた低学年の子が「わり算わかったしかけ算もわかった😆」と喜んだりしていました。

ただの暗記や知識獲得だけじゃなく子どもの真の理解につなげたいという方はぜひチェックしてみてください。

計算はできるのに文章題や応用問題ができないわからないという子の理由と効果的な学習方法について解説し、学習の土台となる「数量感覚」を家庭内でどう育てるかを解説した記事内で紹介している遊びを実際に受けた事がある保護者の感想画像。
▲ 授業に参加した方の感想

ライブ授業はその時々の学校の授業や季節に合わせて開催しているテーマや教科が異なるため、お子さんにピッタリの内容での個別授業をご希望の場合は「個別サポート」をご検討ください▼

記事執筆
画像:発達障害や学習障害の子どもも夢中で遊びながら楽しく勉強がわかるようになる教育サービス「デキルバ」の主宰中道貴洋のアイコン。

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター

塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。

 

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