あれだけ言ったのにすぐ忘れてしまう…
漢字の読み書きや熟語、筆算の手順、社会や理科の用語などなど
学習で覚えてほしいものってたくさんありますよね
だけど頑張って勉強してもすぐ忘れてしまう
あれだけ言ったのに翌日には覚えてない…
なんてこと、ありますよね💦
今日は、どのような学習方法をすれば記憶に定着しやすくなるのかをお話します!!
これを読めば、漢字などが楽に覚えられる方法がわかりますよ(о´∀`о)✨
− そもそも人は忘れる生き物 −
子どもが漢字などをなかなか覚えられない!
と焦ったりイライラしたりするかもしれませんが、そもそも人は忘れる方が自然だという事をまず意識しておきましょう(о´∀`о)
何かを覚えておくっていうのは脳の引き出しに物をしまうようなことです。
引き出しがグチャグチャにならないよう、人は自然と忘れたり覚えなかったりするわけです。
そうする事で、自分にとって大事なことを覚えておいたり、興味のあるものを新しく覚えたりする余裕を確保しておくわけですね🌟
記憶に残りやすい学習法!
つまり何かを覚えるには
脳に「これは大事なことだ」と思わせたり「これおもしろいぞ!」と思わせたりする必要があるんです(о´∀`о)
大人でも、興味もない別に重要でもないことなんて覚えてられないですよね…笑
余談ですが、僕は芸能人の誰と誰が結婚したかの情報は何度聞いても覚えられません…(゚∀゚)
作戦① くり返し学習
まずはシンプルにくり返しです。やっぱりくり返し学習は強いです。
くり返すことで、脳に
「こんなに繰り返し登場するなんてきっと大事な情報に違いない!どうせまたすぐに出てくるし、引き出しの取り出しやすい位置にしまっとこう」
と思わせることで記憶が定着していくんです
問題なのはくり返し方!
漢字をノートに何度も何度も書くような方法はオススメしません
なぜなら脳が退屈になってきて、違うことを考えたり意識が逸れたりするし
【漢字=退屈で苦痛】
という情報がくり返しインプットされる恐れがあるからです💦
くり返す時に大事なポイントがあります!
① ほどよく期間をあける
② 1回1回を手軽にする
という2つです🌟
記憶にはくり返しが効果的なんですが、1日のうちに何度もくり返して後は何もしないという方法はすぐ忘れます。
まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。
そのため、ポイント①を意識し、何回かにわけてくり返すというスタイルがオススメ!
この時くり返すタイミングが重要です!!
詳しくは【エビングハウスの忘却曲線】なんてかっこいい名前で検索してもらうと良いですが
要するに
1回目:初めての学習
🔻
2回目:20分後に振り返りやまとめ
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3回目:1日後に10分の復習
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4回目:1週間後に5分の復習
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5回目:1ヶ月後に2〜4分の復習
ぐらい期間をあけつつくり返し復習をすると定着しやすくなります。
月に4回ぐらいが覚えやすくなる目安ですね!
3回目以降は、復習の時間がどんどん短くなっていってるのがわかると思います。
それがポイント②「手軽に」です!!
1ヶ月ぐらいかけて繰り返さないと人間ってなかなか覚えられないんですが
そんだけ時間をかけてたら、他にも新しく学ぶことが出てきますよね…💦
たくさん時間をかけて復習していると脳がいっぱいいっぱいになっちゃいます!!
そこで繰り返す時には
・読み返すだけ
・見返すだけ
・指でなぞるだけ
のように手軽に思い出せる方法がベストです
僕の教え子に漢字学習をするときなどは、この2つのポイントを意識して授業や宿題、小テストのスケジュールを決めていました。
漢字も1文字ずつノートに繰り返し書くのではなく
1日で5日分の漢字全てをザックリ学習する
それを5日間くり返す
という方法で学習していました!!
そして週明けに5日分の小テスト
月末に1ヶ月分の中テスト
と期間をあけてテストをし、復習するタイミングを作っていました。
その結果、支援学級の子たちも漢検合格や漢字テストでクラス平均よりも高得点獲得など
すごい効果が出ていました(о´∀`о)✨

前編はここまで!
後半には「くり返しが大事なのはわかったけど、絶対にくり返しをしない子にはどうすればいいの…?」
という疑問の答えになる、僕の実践例を書いていきます!!
お楽しみに!!

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