「時間」にまつわる特殊な言葉のクイズに挑戦!!これがわかれば時間の学習を始める準備OKです!!
「時間ことばクイズ」を印刷した後、もう一度プリンターにセットして「答えのモザイク」を印刷することで赤シートで答えが見えるようになる特殊な加工ができますよ!!
ぜひ試してみてくださいね!
※色覚などの関係で「答えのモザイク」が不快な方は、答えの部分を折り返したり付箋で隠したりしてください。
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「時計は何とか読めるようになったけど、時間に関する問題が全く解けない」という子はたくさんいます。例えばこんな問題▼
たろうさんは午前7時50分に家を出て学校に向かいました。家から学校までは20分かかります。たろうさんが学校につくのは何時何分でしょう?
この問題特有のつまずきポイントは大きく3つあります。
① 学校についた時、時間が7時50分より前なのか後なのかがわからない。
② 60分で1時間に繰り上がる「時間の繰り上がり」がわからない。
③「午前」や「20分かかる」という不慣れな言葉の意味がわからない。
という3点です。
①に関してはペープサートや劇化などを使い、時計と絡めて動きを視覚的に説明することで理解できる事が多いです。
②は小学校3年生で学習するのですが、時計を操作しながら針の動きを実際に確かめることで理解していけます。
しかし③だけは教室でちょっとやそっと説明するぐらいじゃどうにもなりません。こうした「時間特有の言葉」への慣れは子どもの社会性や日常生活での体験に大きく依存するからです。
「時間特有の言葉」は他にも数多く登場します。
・10分たつ(立つと混同)
・10分すすむ(人が動く?)
・10分もどる(人が戻る?)
・10分まえ(前にすすむ?)
・10分あと(後ろにもどる?)
・10分長い(長い針の話?)
・10分短い(短い針の話?)
などなど、子どもにとっては聞きなれない言葉や日常生活とは使い方が異なる言葉が数多く登場します。
こうした「時間ことば」の意味を遊びながら確かめられるように工夫したのが本教材です!!
言葉と難易度に分けた20個のクイズを出題!!!

答えは3択の中から選ぶようになっています。
ただし、正解以外の選択肢も子どもが間違えやすい選択肢になっています。
1発で正解するのではなく、正解を見ながら「あぁーこの言葉の時はこういう意味になるのか」と理解していくような形が良いでしょう。
しかし、単純なキーワードマッチングになってしまわないようクイズ後半では先ほどとは逆に考えなければならない問題を用意しています。

答えを確かめながら「なぜこの答えになるのか」を考えるきっかけにして頂けたら幸いです。
クイズ左上には難易度を表すダイヤがついています。クリア数に応じてポイントとし、制限時間内に何ポイント獲得できたかを記録しながら繰り返し遊ぶとより効果的に学習できます。
また、教材印刷後に「答えのモザイク」を重ねて印刷することで暗記用赤シートで答えが透けて見える仕掛けを簡単につくれます。

何度も繰り返し取り組むためのモチベーションアップに役立てて頂ければ嬉しいです!もちろん色覚などの関係で見づらい方はモザイクをつけずに答えを折り曲げるなどして下さってOKです!
「時刻と時間」を学習する子どものつまずきを細かく観察してきた上で、隅々までこだわって作った自慢の教材です🕰️✨
ぜひ「時刻と時間」を学習する際にご活用ください▼
「時刻と時間」の学習を始める子におすすめ
本教材は下記に1つでも当てはまるお子さんに特にオススメです▼
✅ これから「時刻と時間」の学習をはじめる
✅ 時間特有の言葉づかいを理解できているか知りたい
✅ 遊び感覚で楽しく問題にチャレンジしたい
クイズの左上には「宝石」がついています。クイズに正解することでゲットできるので、大量ゲット目指してがんばってくださいね!!
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時刻と時間の理解を深める

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。