今回のZoom相談では、お子さんのケアレスミスが直らず、色々と試してみたが効果がないというご相談でした。
「うっかりミス」なんてものはない
お話を聞いていると、問題を読み飛ばしたり、聞かれている事とは別のものを答えてしまったり、選択肢を間違えたり、内容はわかっているのに「うっかりミス」で失点してしまうようでした。
そこで「見直しをするように」と注意をしたり、「問題を声に出して読む」「線を引きながら解く」などの他の先生に聞いた方法も試してみたけど、そのこと自体を忘れてしまってまたうっかりミスの繰り返し。
子どもに聞いても「うっかりしただけ」と深刻に捉えていないとのことでした。
だけどテストで「うっかりミス」なんてものはないんです。
「うっかり」という言葉をつけると、まるで大したことがないように感じてしまうんですね。
そして「次に気をつければいいだけ」と曖昧に流してしまって同じミスを繰り返す。
これは本当にあるあるです。小学生だけじゃなく、中高生も大学生も社会人でも同じようなことを繰り返してる人はたくさんいます。
「うっかりミス」なんてものはない!ミスをすることは悪くないけど、それを曖昧に流して防げたミスを繰り返すのは笑って流せるものではない!
っていう感覚を意識に刷り込めるかが大切になってきます。
これテストなら自分の点数が下がるだけですけど、大人になって仕事でやらかしたら、場合によっては人命に関わりますからね。
将来的な社会生活も見越して早めに対策をとっていきたいですよね。
劇的に効果が出る秘伝技を伝授!
今回の相談者さんには、僕が進学塾の講師をしてたときに編み出した「秘伝技」を伝授しました。
これは匙加減が難しいし、加減を間違えると子どもに強いストレスを与えてしまう諸刃の剣です。
その代わり上手く運用できたときの効果は凄まじく、平均点40点代だった子が3ヶ月で90点以上を取れるようになった事もあります。
どんな方法かと言うと……。
ドキドキ!100点ゲーム💗
です。真面目です。
【ルール】
①余裕で100点が取れるじゃんっていう難易度の問題を5〜10問ほど用意します。
②制限時間を3〜5分に設定します。
③スタートと同時に問題を解き始めますが、制限時間の途中で解き終わっても、絶対に途中で答え合わせしません。
④時間終了後に答え合わせをして、100点ならその問題クリア。
⑤もし少しでも間違いや減点があれば同じ問題を再度くり返します。
これを100点が取れるまでやり続けて、5回100点が取れたら終了。
早く終わってもメリットはない
この方法でプリントなどに取り組んでいくと
・早く終わっても時間が来るまで待たなければいけない
・100点を取らなければ次に進めない
という状況が生まれます。
すると「早く終わっても何もいいことがないからじっくり解こう」とか「終わったら見直しをしてミスを潰さないと」という意識が芽生えてくるんです。
また、時間を強く意識しながら問題を解いていくことで、テスト本番の時間配分の感覚も身に付きます。
この時間感覚は、授業で教えてもらうものではないので、こうした状況を意図的に作り出して感覚に刻み込んでいく必要があります。
ただし!!!
先述したように、匙加減によっては子どもに強いストレスを与えます。
(かといって全くのストレスフリーでは子どもは成長しません)
問題の難易度
問題数
制限時間
プリントの余白
文字サイズ
学習するときの環境
などによってストレスをコントロールしつつ、子どものモチベーションが高まる手立ても同時におこなっていく必要があります。
用法用量を守って適切にお使いください・:*+.\(( °ω° ))/.:+
個別相談で光が見えた
今回の相談者さんは、相談後にTwitterでこのように投稿してくださっていました🔻
子どもによっては「勉強ができなくたってあなたは素晴らしい」と伝える必要もありますが、それと同じぐらい「勉強をがんばっている事が誇りになっている」というお子さんもいらっしゃいます。
デキルバのサポートによって、こんな風に親子の笑顔が増えていったら僕はとてもハッピーです(゚∀゚)✨
✅ お子さんの勉強のこと
✅ 学校などの人間関係のこと
✅ 子育てをする時の親の悩み
✅ 夫婦での意見の違い
など、どんなことでもご相談ください(о´∀`о)
デキルバに参加してくれている皆さんとお子さんのミライが希望あふれるものになるようこれからも全力でサポートしてまいります!!!
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