無限に形が変わり続ける不思議なキューブ型のおもちゃで九九を楽しく学習しよう!
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小学校2年生の算数で学習する「かけ算九九」は、凸凹の有無に関わらず日本全国の子どもたちが苦戦する難所ですよね。
大人の皆さんも「覚えられなくて苦労した💦」という方がおられるかと思います。
かけ算九九は、その後に続く「かけ算の筆算、割り算、割り算の筆算、倍数と約数、約分と通分、割合、分数小数の計算」などなど、あらゆる単元で使用される超基礎となっています。
基礎というのはただ簡単という意味ではありません。家を建てる時の基礎のように、その形や大きさ(学習理解度)によってその上に積み上げられるものも必然的に決まります。
また、一度家を建ててしまうと容易には修正できない、つまり間違った理解で進んでしまうとすぐには学び直しが難しいという点も同じという意味です。
しかし小2で習う「乗法九九」の学習では、九九カードを使った暗唱や計算ドリルなどに書く反復練習がほとんどのため、凸凹のある子にとっては大変困難なものになってしまいます。
効果的に九九を習得するためには、学習ステップを大きく3段階に分けて考えると良いです。
①同じ数ずつ増えるたし算を活用し、「2×3=2+2+2」と考えて答えを求められるようになる。指を使って「にーしーろー」と数えていってもOK!
②「2の段・5の段」という比較的計算が簡単な段を覚える。または指を使って即座に求められるようになる。
実はこの2段階だけでもかけ算は全てカバーする事ができるんです。例えば子どもが嫌いな7の段の「7×4」も、「2×4+5×4」と分解してあげることで簡単に28と求められます。

3の段なら「2の段+1の段」に分けられます。
4の段なら「2の段+2の段」に分けられます。
6の段なら「5の段+1の段」に分けられます。
8の段は特殊で「10の段-2の段」が楽です。
9の段も同様に「10の段-1の段」が楽です。
※9の段は指で求める方が簡単です。詳しくはこちらの動画をご覧ください。
だけど全ての問題でこのように計算していると時間がかかるしミスも増えます。
そこで「③かけ算九九を覚える」という段階に進みます。
その際、冒頭で述べたようにただ覚えるだけだと難しいという子がたくさんいます。そんな子たちのために作ったのが本教材「ムゲン九九キューブ」です✨
計算カードやドリルでの九九学習が難しい子の代表的な要因は下記の通りです。
✔︎ 文字の読み書きが難しい
✔︎ 「ししち」等の構音が難しい
✔︎ ジッと座って取り組む事が難しい
✔︎ 反復練習に意義を感じられない
これらを解決するため、ムゲン九九キューブでは
◎ 文字の読み書きではなく「眺める事」を重視
◎ 声に出さなくてもOK
◎ いつの間にか集中しちゃう手遊び形式
◎ 気づいたら反復していて覚えられる
◎ 手指の運動+小気味良い音と感触で動機付け
という学習プロセスになるよう制作しました。
メンバーの皆さんからは下記のような感想も頂いています▼





作るのは大変なのですが本当に効果のある教材なのでぜひ活用してみてくださいね🌟
掛け算九九が覚えられない子にオススメ
本教材は下記に1つでも当てはまる子に特にオススメです▼
✅ かけ算九九がまだ未定着
✅ 繰り返し読んだり書いたりする事が苦手
✅ 手を動かす事は好き
✅ 音よりも視覚情報の方が覚えやすい
\ 遊びながら掛け算九九を覚えられる /
ムゲン九九キューブの遊び方と作り方
\ 無限に続く不思議な九九アイテム /
ムゲン九九キューブのDL
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掛け算九九を習得する遊び&教材

なかッち|中道 貴洋
デキルバ主宰。夢中力クリエイター
塾講師、小学校教員、児童指導員を経て現在に至る。著書『苦手さのある子も夢中になる算数遊び&教材アイデア』『苦手さのある子も夢中になる国語遊び&教材アイデア』、寄稿『授業力&学級経営力2024年3月号』『特別支援教育の実践情報2025年5月号』、他講演多数。