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〜とっても不思議な理科実験〜

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今回は以前ライブ授業でおこなった「スーパーボールっぽいもの作り」をご紹介します!!

ライブ授業を受けられなかった方もぜひおうちで試してみてください🌟

🌟材料🌟

材料

水:100mL(常温がGood)

食塩:40g(粗塩とか岩塩は△)

洗濯のり(PVA入りのもの)

水彩絵の具(食紅の方が綺麗)

必要なもの

カップ

スプーン

混ぜる用の割り箸

キッチンペーパー

左:食塩水135g 右:水道水100g これぐらいの透明度が目標

🌟作り方🌟

作り方

水100mLが入ったカップに10gずつぐらい塩をとかしていきます。

※一気に入れると溶けにくいので少しずつ溶かすのがポイントです

割り箸を回すようにかき混ぜていくと、白っぽい状態からだんだん透明になっていきます。

塩を35gぐらい入れるとカップの底に少し溶け残りが沈殿してきます。ここまでいけば準備OKです!!

この食塩水づくりが一番のポイントかつ、時間のかかる工程です。

しっかり飽和状態になるまで溶かしましょう!

次に、洗濯のりに色をつけていきます。

洗濯のり20gほどを、食塩水とは別の容器に入れます。

※洗濯のりの量は作りやすい目安です。量が多くなるほど出来上がるスーパーボールも大きくなります。

👆これが洗濯のりを20〜30gほど入れた時の大きさ(梅干しサイズ)

好きな色の絵の具をほんのちょびっと混ぜます

「耳クソとか鼻クソの大きさぐらいの量ね」

って言うと小さな子は喜びます(笑)

洗濯のりに垂らした絵の具を混ぜます。

こんな感じになるのでとっても綺麗ですよ🔻

洗濯のりに色がついたら、先に作っておいた食塩水に投入して混ぜます!!!

すると……

①洗濯のりを食塩水に投入!!!

②すると上の方に浮かんできます

③割り箸を入れて混ぜます

④わたがしみたいに固まってきた!?!?

⑤こんな風に割り箸にくっつけば成功!!

※食塩水の中でボロボロになってしまった時は、キッチンペーパーを何枚か重ねて空の容器の上に敷き、「こしき」のようにして、バラバラになったものを集めてください。

↑水切りヨーグルトみたいな感じ

⑥最後にキッチンペーパーで包むように、割り箸から抜き取って集めて手で丸めれば完成です!!!

できたては水分が多く、ぷにぷにしていてとっても気持ちいですよ🌟

うちの1歳児も感触にドハマリしてました🔻

使い終わった食塩水はもう一度使うことができますが、スーパーボールの色を変えたい時は残りカスの色が混ざるので注意してくださいね!

キッチンペーパーを敷いたトレーの上などに置いて乾かしておけば、だんだん固まってきてよく弾むようになります!!

スーパーボールみたいな跳び方はしませんが、「ぼるんぼるん」とこんにゃく玉を投げたような独特の跳ね方をします(笑)

1週間ほど経って表面に白っぽくなるまで水分が抜け切るとあんまり楽しめなくなります💦

できたてのプニプニから、少しずつ跳ねていく成長っぷりを楽しんでみてくださいね🌟

🌟スーパーボールができるのはなぜ?🌟

「なんでこんな事が起きるの?」

ということを最後に説明しますね!

洗濯のりは、PVA(ポリビニルアルコール)という水溶性プラスチックが水分子とくっついた状態になっています。だからトロトロです。

そこに食塩を混ぜると、水分子はPVAよりも食塩の方にくっつきやすいので、PVAから離れて食塩とくっつきます。

こうすることで水に溶けていたPVAだけを取り出す事ができるんですね。これを「塩析:えんせき」といいます。

石鹸を作る過程でも使われている方法なんですよ!ぜひお家でも水分子が離れていくPVAに想いを馳せながら確かめてみてくださいね!

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